オンラインTRPGセッションツール「ココフォリア」最新バージョンでUndo/Redoやキャラコマコピペ機能など実装。使いやすさググッとアップな“神機能”満載アプデ
ココフォリア運営チームは9月17日、TRPG向けオンラインセッションツール「ココフォリア」のv1.31.0をリリースした。盤面を作成する際のUndo/Redo機能やキャラクターコマのコピー&ペースト機能が追加され、セッションルーム作成にあたって不便だった部分が改善されているようだ。
ココフォリアは国産のTRPG向けオンラインセッションツールだ。もともとは紙とペン、サイコロ、カードなどを用いて遊ぶものだったアナログゲームを、オンライン上で遊べるようにしたツールである。チャット機能やダイスロール機能はもちろんのこと、画像をアップロードしてボードゲームのような盤面を作ったり、好きな音楽を流したり、場面に合わせてカットインを挿入したりといった演出面にも力が入れられており、ユーザーの創意工夫によってオリジナリティあふれるセッションが生み出せるのが魅力のツールである。
今回のアップデートでは、盤面を作成する際にUndo/Redo(戻す/やり直す)が可能となった。凝ったココフォリア部屋を作成する際、マーカーパネルを微調整して演出を考えていたらうっかり元のシーンに上書きしてしまったことは、ある程度ココフォリアルームに演出を加えたことがあるユーザーなら経験したことがあるだろう。今回のアップデートから、そんなうっかりをUndo機能で巻き戻せるようになった。筆者も確認してみたが、シーンを上書き保存してしまってもCtrl+Zで元通りに直すことができた。
また、キャラクターコマのコピー&ペースト機能もアップデートの目玉である。別のルームにあるキャラクターコマをコピーして、他のルームにペーストできるようになったのだ。キャラクター要素の強いTRPGを遊ぶ場合、キャラクターの表情差分をコマに登録していたユーザーも少なくなかったことだろう。別のルームで遊ぶ際、逐一コマに表情を登録し直す必要はもうなくなった。また、キャラクターコマのカラーも引き継がれるため、セッションが始まってから文字色のつけ忘れに気付くこともなくなっていくことだろう。
そのほかにも、山札を裏向きのまま複数枚引く操作や、前景にグリッドを表示する機能、スクリーンパネルを「自分以外に公開する」機能が追加されている。また、特定のシステムで3Dダイスモデルが専用のものになる更新も入っているようだ。筆者が確認した中では、まだら牛氏考案のルールブックなしで遊べるTRPGシステム『nRR』のダイスが専用のものとなっていた。
TRPG向けオンラインセッションツール「ココフォリア」は、基本無料にて利用可能だ。v1.31.0アップデートの詳細はこちらをご覧いただきたい。