「バター猫のパラドックス」活用アクション『キャトー』Switch/PS5版5月1日配信へ。バタートーストを背負った猫は、無限回転するはず

PLAYISMは4月25日、Team Wollが手がける脱出パズルアクションゲーム『CATO(キャトー)』のNintendo Switch/PS5版を5月1日に配信すると発表した。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは4月25日、Team Wollが手がける脱出パズルアクションゲーム『CATO(キャトー)』のNintendo Switch/PS5版を5月1日に配信すると発表した。価格は1430円(税込)で、5月7日までは10%オフにて購入可能(PS5版はPS Plus加入者が対象)。

本作は、ネコとバタートーストのふたりを主人公とする作品だ。ネットミームの「バター猫のパラドックス」からゲームデザインのヒントを得て制作されている。

『CATO(キャトー)』は、ソロプレイおよびローカル2人協力プレイに対応。協力プレイ時には、ネコとバタートーストに分かれてプレイする。本作には、140以上のメインステージと60以上のサブステージが収録。パズルをこなして、ネコとバタートーストが一緒にステージの出口に入ることを目指すのだ。

ネコは歩きのみ、一方のバタートーストは左右へのジャンプのみで移動する。また、“液体”でもあるネコは細くて曲がりくねったパイプの中をスルスルと移動でき、バタートーストは壁ジャンプが可能。こうした特性の違いを理解したうえで、それぞれのキャラクターにステージ内のギミックを利用させ、一緒に出口に向かう方法を見出すことになる。ギミックには、たとえば壁を動かすスイッチや、バタートーストを勢いよく射出するトースター、ネコが大好きなバタースプリングなど、さまざまなものが登場する。

ステージ攻略においては、「バター猫のパラドックス」を発動させることも求められる。ネコの背中にバタートーストが乗るかたちでふたりが合体すると、「ネコはいつも4つの足で着地する」と「バタートーストはいつもバターを塗った面で着地する」という2つの言い伝えに矛盾が発生。ふたりはグルグル回転して空中ジャンプを無限におこなえるようになる。もっとも、ステージにはふたりが分離した状態でないと通れないエリアや、操作できないギミックも存在し、どのタイミングで合体するのかという点もパズル要素となっている。

このほか、ステージには隠し部屋やボス戦も存在。また、冒険を進めるなかで物語が徐々に語られ、さらにミニゲームがアンロックされていつでもプレイ可能に。ネコとバタートーストの見た目を変える着せ替え機能も用意されている。


本作は、PC(Steam)版が2024年9月に先行してリリース。Steamのユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約2000件のうち実に98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど、非常に高く評価されている。そして今回、コンソール版の配信が決定した格好だ。

CATO(キャトー)』のNintendo Switch/PS5版は5月1日配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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