広大マップ冒険メトロイドヴァニア『Cathedral: Crow’s Curse』発表。世界を駆け回り己を強化、パリィとステルスで敵を仕留める
Decemberborn Interactiveは7月3日、アクションアドベンチャーゲーム『Cathedral: Crow's Curse』を発表した。対応予定プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4で、発売時期は未定。

デベロッパーのDecemberborn Interactiveは7月3日、アクションアドベンチャーゲーム『Cathedral: Crow’s Curse』を発表した。対応予定プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4で、発売時期は未定。
『Cathedral: Crow’s Curse』はテクニカルな戦闘やステルスが特徴の、メトロイドヴァニアジャンルのアクションアドベンチャーゲームである。主人公はShade Sentinels(陰の監視者)の熟練のメンバー、Crow。プレイヤーはCrowとして、Shade Sentinelsに降りかかる呪いの根源を解き明かす冒険に出ることになる。
本作の戦闘では、パリィや回避といったテクニックを駆使し、敵の隙を突いて致命的な一撃を加えることなどが可能。また、ステルスを使えば戦わずにやり過ごしたり、背後から忍び寄って気づかれることなく倒すこともできる。そうしたテクニカルな戦闘と、多彩な移動アクションで広大な世界の冒険を味わえる作品だ。

本作は、同じくメトロイドヴァニアである『Cathedral』の前日譚にあたるとのこと。同作にはCrowもNPCとして登場していたが、物語としては独立しているため、前作をプレイしていなくても問題なく楽しめるようだ。前作のマップも部屋の数が600以上という広大なものだったが、本作はそれ以上に広大な世界を冒険することができる。活気のある街、幽霊が出る森、誰も足を踏み入れないダンジョンなど、さまざまな土地がシームレスにつながっている。NPCの中にはサイドクエストを与えてくれる者も存在するため、寄り道も十分に楽しめそうだ。
戦闘はパリィや回避といったプレイヤーのテクニックが求められるデザインながら、多くのアップグレード要素による強化もおこなえるようだ。前述のとおりステルス要素も盛り込まれており、忍び足によるステルス移動で背後から忍び寄って一撃で仕留めたり、場合によっては戦わない選択もできる。敵は目視のほか、音や接触でもプレイヤーを発見する。背後から音を立てずに一撃で、というのがステルスキルには重要のようだ。また、アップグレードには、「新たな土地への探索を可能にする」といったゲーム進行上で必須の移動能力以外にも、プレイヤーの好みで習得できるものも用意されているようだ。


本作を手がけるDecemberborn Interactiveは、スウェーデンに拠点を置くゲームデベロッパーである。リードデベロッパーであるEric Lavesson氏が、前作『Cathedral』を個人的なプロジェクトとして開発し始めたのが2014年の12月だったため「Decemberborn(12月生まれ)」という名前になったようだ。スタッフは少数で、世界中のフリーランスな開発者とも協力して開発をおこなっている。
前作『Cathedral』はEric氏が長年開発したボリュームたっぷりの作品だった。本作はその経験も活かし、さらなるボリュームになったとのことである。グラフィックについてはファミコン風表現だった前作から、さらにリッチなピクセルアートへ。光の表現にもこだわりが見られる。前作より広大で没入感あるメトロイドヴァニアを楽しめそうだ。
『Cathedral: Crow’s Curse』はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4向けに開発中だ。