のんびり惑星づくりゲーム『バブルガム ギャラクシー』正式発表。タイルを並べてお手軽惑星創造、なぜか崩壊した銀河を救うべくせっせとお仕事
パブリッシャーのAstrolabe Gamesは7月16日、『バブルガム ギャラクシー』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示に対応予定だ。
『バブルガム ギャラクシー』はカジュアル系銀河再建ゲームだ。主人公は惑星づくりデザイナーの実習生。しかし出社初日にはサーバーが謎の原因によりクラッシュ。銀河のデータが消えてしまう。主人公は銀河を再建するために、仕事仲間と友情を築きつつ、多彩な銀河を再建。加えて、銀河のデータを削除した犯人も見つけることとなる。
銀河の再建にあたっては、宇宙空間に六角形のタイルを配置していき、惑星をデザインすることとなる。タイルにはそれぞれ色が付けられていたり、樹木や山岳のような、さまざまなオブジェクトが載せられたりしている。惑星デザインソフトウェアは、惑星を作る際に、似た色を繋げる、オブジェクトを一定数つなげるといった複数のミッションを提案してくる。そうしたミッションをこなすことによって、より評価の高い銀河を作成していくこととなるのだ。
そうして優秀な惑星づくりデザイナーであることを証明できれば、出社初日のデータ削除の原因に迫れるのだという。よりよい惑星を作りつつ、物語の真相を解き明かすことにもなりそうだ。
また惑星づくりの仕事の合間には休憩時間も存在。オフィスを自由に探索してみたり、同じ仕事仲間と話をしたりすることが可能だ。仕事仲間との会話を通して、数えきれないほどのミニストーリーも展開される模様。
本作を手がけるSmarto Clubは、チリ・サンティアゴに拠点を置く、Francesca Melio氏、Alonso Canales氏、Dani Rojas氏の3人によるゲーム開発チームだ。同スタジオは2021年にカエルが主人公のアドベンチャーゲーム『Teacup』をリリース。ゆったりと優しい雰囲気や、心温まるストーリーなどが高く評価されている。『バブルガム ギャラクシー』については、2022年に『Bubblegum Galaxy』としてトレイラーが公開されていたものの、今回Astrolabe Gamesによってパブリッシングがおこなわれ、改めて国内向けにお披露目となったかたちだろう。
なお本作は京都府のみやこめっせでおこなわれるインディーゲームのイベント「BitSummit」に出展する。同イベントの一般公開日は7月20日および7月21日となる予定。同イベントでは本作の試遊ができるとのことで、興味のある人は足を運んでみてもいいだろう。
『バブルガム ギャラクシー』はPC(Steam)向けに発売予定だ。