マルチプレイ現代戦RTS『Broken Arrow』オープンベータ開始から間もなく盛況。最大5v5対応、陸海空の部隊を自由にカスタマイズし地形も活かした大迫力戦闘


デベロッパーのSteel Balalaikaは11月13日、戦争ストラテジーゲーム『Broken Arrow』のオープンベータテストを開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Broken Arrow』は現代戦を題材としたリアルタイムストラテジーゲームだ。本作における戦争は、アメリカとロシアの2大勢力を中心に展開。プレイヤーはそれぞれの陣営に属する部隊を編成し、戦場での指揮を執ることになる。本作は、ソロプレイおよび最大5v5のマルチプレイに対応している。


プレイヤーは、陸海空のさまざまな手段を用いて戦争を指揮していく。本作では、歩兵や戦車、ヘリコプターや偵察部隊といった6つのカテゴリに分類されるユニットを駆使して戦闘を進めることになる。各ユニットの用途は幅広く存在。たとえば、ヘリコプターはパラシュート部隊を降下させることですばやい拠点の制圧に役立てられるほか、前線に物資を届けてサポートに活用することもできる。部隊編成の自由度が高いため、取りうる戦略は多様だ。また、地形を利用することで待ち伏せや奇襲を仕掛けることもできる。


本作では、300種類を超えるユニットが登場。さらにユニットは装備を好きにカスタマイズすることができ、その組み合わせは数千通りにも達する。カスタマイズシステムでは武装を細かく取り付けたり、変更することができる。たとえば、一台のヘリコプターや戦闘機に対しても爆弾やミサイル、燃料タンクなどの装備を自由に付け替えられる。また、戦車には装甲を追加したり、大砲の性能をアップグレードしたりすることが可能だ。砲兵が使う弾薬の種類についても、榴弾や煙幕弾、焼夷弾といった豊富な選択肢の中から選ぶことができる。プレイヤーは自分の戦略に合わせてユニットをカスタマイズできるほか、戦況に応じて戦力を強化することが可能だ。

戦争においては、市街地で激しい戦闘を繰り広げたり、建物やインフラが密集した場所が戦場となることもある。本作の広大なマップは実在の場所をモデルとしているため、臨場感あふれるプレイが味わえることだろう。


本作は、11月13日にオープンベータテストを開始。今年2月に実施された前回のプレイテストを踏まえ、新マップやPvEの協力バトル、マッチメイキングシステムなどの要素が追加されたかたちだ。

今回のプレイテストでは、ゲームの配信やビデオコンテンツの作成、スクリーンショットの共有などが自由に楽しめるとのこと。昨年から数回にわたり、クローズドベータも含めたプレイテストが実施されてきたこともあってか、今回もさっそく多数のプレイヤーによる賑わいを見せている。Steamでの同時接続プレイヤー数は、プレイテスト開始直後から約5000人を記録し、ピーク時には約8300人まで達した(SteamDB)。今年2月におこなわれた前回オープンベータでもほぼ同水準のユーザーを集めており、本作の期待の高さがうかがえる。

なお本日より開始したオープンベータは今後数週間にわたって実施される予定だ。バグの報告などのフィードバックや、プレイヤー同士の交流の場として公式Discordも準備されている。興味のある方はサーバーに参加してみてもいいだろう。

『Broken Arrow』のオープンベータテストは、PC(Steam)向けに開催中。