疾走メカカスタマイズアクション『BREAK ARTS III』9月19日発売へ。自由に作り上げた機体でレースや戦闘に挑む、初心者向け「カジュアル設計モード」も搭載
PLAYISMは9月12日、『BREAK ARTS III』を9月19日に発売すると発表。本作はメカカスタマイズ総合競技アクションゲームだ。発売にあわせて、「メカカスタマイズコンテスト」も開催予定だ。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは9月12日、『BREAK ARTS III』を9月19日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込1800円。発売にあわせて、「メカカスタマイズコンテスト」も開催予定とされている。
『BREAK ARTS III』は、カスタマイズした機体でレースやバトルレーシングなどの競技に挑む、メカカスタマイズ総合競技アクションゲームである。本作でプレイヤーは、カスタマイズした機体「アークテクチャ」に乗り込み、レースやバトルといった競技での勝利を目指す。
本作のカスタマイズでは、基礎フレーム上の多数のコネクタにモジュールを装着して、好みのマシンを作り上げていく。モジュールは接続可能な部位であれば取り付け可能となっており、武器も自由な位置に配置できる。さらに機体のモーションやカラーリング、武器の弾種なども変更可能。特殊なプラグインやジョイントを活用すると、特殊兵器の召喚や遠隔操作の攻撃、変形するウィングといった構造も実現できる。ストアページによると、200種類以上のモジュールやプラグインが登場。本作ではカスタマイズと試行錯誤によって、状況や好みにあわせた機体が作れるのだろう。


本作では、カスタマイズによって作り上げた機体を使っていくつかの競技へ挑んでいく。「レース」ではコースを走り、純粋に最速を目指す。「バトル」では自由にフィールドを飛び回り、ライバルたちの撃破を目指す。「バトルレーシング」ではコースを駆けながらライバルと戦い、バトルの内容も考慮した順位で競う。またオンラインモードでは、各ゲームモードのプレイに加えて、一つの機体を複数人で操作する協力プレイも可能。重力や気温といった環境設定も可能となっており、特殊な設定での対戦もできるそうだ。スコアアタックモードや、性能を気にせず自由に機体を設計できる「ジオラマモード」も用意されている。

本作は国内の個人ゲームクリエイターであるMercuryStudio氏が手掛けている。過去作としては、『BREAK ARTS』シリーズや、VRリズムゲーム『SOUNDART』などを制作。シリーズの前作『BREAK ARTS II』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー657件中74%の好評率となっている。プレイヤーからは、自由に機体を弄れるカスタマイズ要素などが評価されていた。
本作『BREAK ARTS III』では、4月時点で8月8日発売予定となっていたが、7月末にさらなるクオリティアップを図るため発売延期が告知されていた。プレスリリースによると、快適なゲーム体験を届けるためブラッシュアップを重ね、カスタマイズを軸としたゲームプレイはそのまま、初心者から経験者まで幅広く遊べる設計がようやく実現できたという。初心者向けにはアシスト機能や「カジュアル設計モード」といった遊びやすい機能も搭載。遊びやすく進化した新作になっているようだ。また本作では、9月19日の発売にあわせて「メカカスタマイズコンテスト」が開催予定。詳細は開催にあわせて告知予定とされている。
『BREAK ARTS III』はPC(Steam)向けに、通常価格税込1800円で9月19日発売予定だ。