
『ブルーアーカイブ』グローバル版にて「コユキが異常に増殖する」などの不具合が報告される。緊急メンテで解消、原因調査中
『ブルーアーカイブ(Blue Archive)』の海外グローバル版にて8月31日、ゲーム内キャラクターの「コユキ」が大量に増殖、異常表示されるなどの不具合が発生した。臨時メンテナンスが実施され、現在は解消されている。

NEXONが手がける『ブルーアーカイブ(Blue Archive)』の海外グローバル版にて8月31日、ゲーム内キャラクターの「コユキ」が大量に増殖、異常表示されるなどの不具合が発生した。臨時メンテナンスが実施され、現在は不具合は解消されている。
『ブルーアーカイブ』は基本プレイ無料のシミュレーションRPGだ。韓国のNexon Gamesが開発し、日本国内向けにはYostarが運営をおこなっている。プレイヤーは学園都市キヴォトスの「先生」となり、生徒たちと交流しながらさまざまな問題を解決していく。
本作は日本と中国向けにはYostarが運営しているが、その他の地域向けのグローバル版はNEXONが直接運営。今回発生した不具合はグローバル版で確認された現象である。海外ユーザーの報告によると、不具合は日本時間の8月31日21時ごろより発生したとみられる。内容としては、カフェにキャラクターのコユキが大量に来訪するほか、イベントバナーを表示するはずの画面にコユキの画像が異常表示される、などといったものだった。
不具合の報告からまもなく、グローバル版の『ブルーアーカイブ』は臨時メンテナンスが実施され、日本時間の9月1日4時ごろに終了。不具合の解消が報告された。また報告によると、ゲームのデータベースやアカウントの情報については、異常がないことが確認されたという。不具合の原因や対策など、詳細については追加の調査をおこない、後日改めて結果を報告するとのこと。
今回の不具合で大量に発生したキャラクターのコユキは、物語上の設定としてはトラブルメーカー。暗号解読について天才的な能力をもっているが倫理観の方はあやしく、作中でもさまざまな騒動を引き起こしている。そんなコユキが増殖したのは妙に納得感があるとして、SNSなどでは現象を面白がる声も。しかし一方で、「サーバーがハッキングされたのでは」といった憶測も広がっている。
不具合の原因についてはまだ報告されておらず、公式による追加調査の結果報告が待たれるところ。なお今回騒動が報告されたのはグローバル版であり、日本国内版の『ブルーアーカイブ』ではこうした現象は報告されていない。
