西遊記アクション『Black Myth: Wukong(黒神話:悟空)』さっそく1000万本突破。発売から約3日、世界的な人気で爆速の大台達成


デベロッパーのGame Scienceは8月23日、『Black Myth: Wukong(黒神話:悟空)』について全プラットフォームの売上が1000万本を超えたと報告した。本作はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5向けに販売中。Xbox Series X|S向けにも展開予定だ。

本作は、西遊記を題材にしたアクションゲームだ。プレイヤーは孫悟空を思わせるキャラクター「天命人」を操り、危険と不思議が溢れる西遊の旅路に出る。西天(天竺)を目指す冒険のなかでは、強大な妖怪たちも天命人の前に立ち塞がる。


本作については発売前からSteamDBのウィッシュリストランキングで1位を記録しつづけていた。ほか体験版ですらない「ベンチマークソフト」の最大同時接続ユーザー数が約8万5000人を記録するなど、その注目度は非常に高かった(関連記事)。

そして先日8月20日のリリース直後からはさっそくプレイヤー数が100万人を突破。また連日ピーク時には同時接続ユーザー数が200万人を突破し続けるなど、爆発的な人気を誇っている(SteamDB)。またSteamユーザーレビューにおいても、約30万件のうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。美麗なグラフィックや、やりがいのあるゲームプレイなどが高く評価されているかたち。


そんな本作について、今回公式Xアカウントで全プラットフォームでの累計売上が、日本時間8月23日午後10時時点で1000万本を突破したことが明かされた。本作は特に中国での人気が圧倒的となっているようで、海外マーケティング調査機関GameDiscoverCoのデータによれば、本作の発売初日のプレイヤーの国別割合については推定値で約88%が中国ユーザーである、とされていた(関連記事)。

とはいえ中国以外でもその人気は高いものと見え、8月13日から8月20日までのSteamの週間売上ランキングでは、日本をはじめ、イギリス、アメリカ、そしてイタリアなどで5位以内にランクインする盛況ぶりだ。そうした全世界的な人気も後押ししてか、発売から約3日にもかかわらず1000万本という大台を達成したのかもしれない。

『Black Myth: Wukong(黒神話:悟空)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS5向けに配信中だ。Xbox Series X|S向けにも展開予定で、こちらの発売日は未定。