“地形編集可能”MMORPG『BitCraft Online』、5月30日にいよいよ早期アクセス配信へ。広大な世界を開拓しつつ、自らの手で「帝国」まで築く

Clockwork Labsは3月6日、サバイバルクラフトMMORPG『BitCraft Online』を、Steam向けに5月30日早期アクセス配信すると発表した。

デベロッパーのClockwork Labsは3月6日、サバイバルクラフトMMORPG『BitCraft Online』(以下、BitCraft)の早期アクセス配信日が、5月30日になると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページでは、プレイテストへの参加リクエストも受け付けている。

『BitCraft』はサンドボックスMMORPG。戦闘・農業・狩猟・クラフト・建築など、さまざまなプレイスタイルを楽しめる大規模マルチプレイヤー作品だ。そのため、本作はサバイバルゲームやサンドボックスゲーム、RPG、ストラテジーといったさまざまなゲームジャンルを内包している。また、本作にはスキルや職業のシステムがあり、プレイヤーは釣りや採掘といったお気に入りの遊び方を選び、スキルを成長させることができる。

サンドボックスの要素としては、自動生成された1つのワールドを全てのプレイヤーが編集できるという点が特徴だ。建築する構造物の規模には柔軟性があり、簡易な拠点から小さな村、はたまた巨大な貿易都市までもプレイヤー自身で作れるという。他のプレイヤーと同盟を結成したり、市民を集めて都市を築いたり、さらには都市同士をつないで、大陸や海を跨ぐ帝国を作り上げたりすることもできる模様。社会的な戦略性が要求されるサンドボックスゲームといえそうだ。

3月6日から公開されたSteamストアページでは、現在「ウィッシュリスト報酬」なるキャンペーンがおこなわれている。これは「ペットの追加」といったゲームへの新機能を、ウィッシュリストへの登録数に応じて導入していくものだ。多くのユーザーにウィッシュリストへの登録をしてもらうことで、早期アクセス配信に向けて注目を集めたいという狙いなのだろう。

ちなみに本作は、Clockwork Labsの共同創業者の2人によって2018年から制作が始まり、それから約6年の歳月をかけて開発が進められてきた。過去3回行なわれたクローズドアルファテストでは、一部のプレイヤーを除き、参加するには20ドルの「サポーターバッジ」を購入する必要があったため、敷居が高いという側面もあった。

一方、現在Steamでリクエストを受け付けているプレイテストは、ロードマップのうちの「ベータテスト」にあたるとみられ、すべてのプレイヤーに開放される大規模なものになるとされている。正式リリースまでの期間は明らかになっていないが、定期的にワールドのリセットなどを挟みつつ、段階的にコンテンツの拡充をおこなっていくようだ。

なお、5月30日から始まる早期アクセス配信時には30ドルで販売する予定ながら、正式リリース時には無料プレイへ変更するとのこと。とはいえ先述の通り、早期アクセス配信期間は具体的に定められていない。今後数年ほどかかる可能性があると述べており、すぐさま無料プレイとなるわけではなさそうだ。これからより多くのプレイヤーにリーチされるであろう本作が、リリースに向けた舵取りをどのようにおこなっていくのか注目したい。

『BitCraft Online』はPC(Steam)向けに、5月30日に早期アクセス配信予定だ。ストアページでは、プレイテストへの参加リクエストを受付中。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

記事本文: 32