黙示録ゴア2.5Dアニメ風FPS『Beyond Citadel』Steam上でもお披露目。破壊表現で再び過酷な戦いが描かれる、好評作『The Citadel』の続編

doekuramori氏は12月4日、『Beyond Citadel』のSteamストアページを公開した。ストアページ上では、本作のトレイラーやスクリーンショットなどが公開されている。

国内の個人ゲーム開発者doekuramori氏は12月4日、『Beyond Citadel』のSteamストアページを公開した。ストアページ上では、本作のトレイラーやスクリーンショットなどが公開されている。

『Beyond Citadel』は、黙示録の喇叭吹き(ラッパ吹き)を打倒するべく機械要塞へ侵入する、アニメ調の90年代風FPSである。本作の舞台は、7人の喇叭吹きに率いられた悪魔が地上を蹂躙し、ほとんどの命が失われた世界。生き残った民は、地の底より現れた天使たちに導かれ、黄昏の領域に人類最後の生存圏「シタデル」を築いた。しかしその後、黙示録に抵抗する人類最後の拠点「シタデル」は陥落。民は黙示録の軍勢の支配下に落ちていた。メインキャラクターの殉教者は、人類の守護者「七天使」の腹心だ。本作で彼女は、謎のシグナルに導かれて黙示録の軍勢を率いる「黙示録の喇叭吹き」打倒の旅へ出発。七天使亡き後、要塞の最奥に隠された秘密を解き明かす。『The Citadel』の続編となる、機械要塞シタデルでの新たな戦いが繰り広げられる。

殉教者は、銃火器などの武器を用いて敵と戦っていく。殉教者の扱う武器はそれぞれ異なる操作が必要になるという。各武器には特徴的な副攻撃も存在。本作ではリアリスティックな多数の武器を、使いこなしてポテンシャルを引き出すことで、ステージを攻略するのだ。要塞内は立体的なマップで構成されており、隅々まで探索すると特殊能力に覚醒させられるという。

また本作では殉教者の前に、旅を助けてくれるキャラクターたちや多数の敵などが登場する。殉教者自身も含めて、キャラクターたちはアニメ調のグラフィックで表現。銃撃戦の際には、血や内蔵といった破壊演出によって過酷な世界が描かれる。本作では2.5Dのアニメ調のグラフィックで、破壊表現やリアリスティックな銃器操作を含むゲームプレイが展開されるのだ。

本作は国内の個人ゲーム開発者doekuramori氏が手がけている。過去作としては、『The Citadel』を2020年8月にSteamにてリリース。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で1134件中94%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。同作においては、現代的にアレンジしたオールドスクールFPS風のゲームプレイや、アニメ調のキャラクターが無惨に散っていく独特の世界観などが評価されていた。

本作『Beyond Citadel』は、『The Citadel』の続編として制作されている。トレイラーによると、前作よりも多くの武器や敵などが登場。よりパワーアップしたゲームプレイが待っているようだ。なおCi-enでは、2024年11月よりACT 1のみがプレイ可能な最終デモが公開中。同氏はX(旧Twitter)上にて、demoと製品を同時公開したいなどとポストしており、製品版のリリースが近いのかもしれない。

『Beyond Citadel』は、PC(Steam)向けに開発中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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