『バトルフィールド 1』には戦場を撮影する楽しみもあり。充実したカメラ機能を紹介

Electronic Artsは10月7日、『バトルフィールド 1』の観戦モードに搭載されるクリエイティブ・ツールの概要を発表した。

Electronic Artsは10月7日、『バトルフィールド 1』の観戦モードに搭載されるクリエイティブ・ツールの概要を発表した。

『バトルフィールド』シリーズは、ゲームをキャプチャーしてシネマティックな映像を作る動画投稿者に支持されてきたゲームのひとつだが、本作ではそういったユーザーをサポートするツール、すなわちカメラ機能が充実している。

プレイヤーは観戦者としてマルチプレイに参加するとこのツールを使用できる。戦場を撮影するカメラにはディレクターカメラとフリーカメラがあり、ディレクターカメラは任意のプレイヤーや乗り物を自動で追跡し、自由な角度から撮影することができる。フリーカメラは文字通り制限なく自由に移動して撮影することができる。兵士、水/陸車両、航空機を撮影する際のカメラの回転軸を個別に設定できるほか、あらかじめマップ中に複数のカメラを設置しておき、それらを切り替えて撮影することも可能だ。

カメラの設定も充実しており、カメラのスピードや感度・視野角・被写界深度・焦点距離などを0パーセントから100パーセントまで段階的に設定できるほか、各種フィルターやブラーも適用量を指定して映像を演出することができる。フィルターにはセピア・ノワール・ティルトシフト・サチュレーションといった市販のデジカメに搭載されているようなものから、『バトルフィールド 3』風の映像にするフィルターもある。もちろんシネマティックな映像には邪魔になりうる各種HUDを個別にオン/オフできることはいうまでもない。これらは効果をプレビューしながら設定することができる。

Image Credit: ShadowSix Films
Image Credit: ShadowSix Films

このツールはPC版のみならずPlayStation 4/Xbox One版にも搭載されるため、これをきっかけに動画制作を始めてみようというユーザーにも嬉しい機能ではないだろうか。

『バトルフィールド 1』は10月21日に通常版が発売予定。ダウンロード版のDeluxe EditionかUltimate Editionの予約購入者は3日早い18日からプレイできる。またPC向けのOrigin AccessおよびXbox One向けのEA Accessメンバーは、先行プレイトライアルとして10時間限定ながら一部のマップ/モードを13日からプレイ可能だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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