『バルダーズ・ゲート3』次回無料大型アプデでは予定通りクロスプレイとフォトモードが追加。さらに“サプライズ”で12個もサブクラス追加、まだまだ広がる遊びの幅
デベロッパーのLarian Studiosは11月28日、『バルダーズ・ゲート3(Baldur’s Gate 3)』の無料大型アップデートとなるパッチ#8の内容を予告した。同パッチについては、以前より予告されていたクロスプレイとフォトモードが実装されるほか、“サプライズ”で新たなサブクラスが12個も追加されている。
本作は、RPG『Baldur’s Gate』シリーズのナンバリング最新作だ。本作の舞台となるのはファンタジー世界「フォーゴトン・レルム」。プレイヤーはこの地を、仲間と共に自由度高く冒険することになる。ファンタジー・テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の第5版ルールをベースとしており、TRPGのメカニクスをゲームに落とし込んだいわゆるCRPGとして展開されるゲームプレイが特徴だ。
なお本作に向けては9月5日にパッチ#7が配信され、今後の予定としてプラットフォーム間のクロスプレイとフォトモードの追加が予告されていた。その内容が今回発表された次回アップデートに含まれるほか、新たなサブクラスも追加されている。
まずパッチ#8ではフォトモードが実装。冒険中、戦闘中、会話中やカットシーン中など、さまざまな場面で使用可能となっている。レンズの設定や被写界深度、各種ポストプロセスエフェクトのほか、写真フレームを設定したり、スタンプの追加などが可能になっている。
そしてオンラインマルチプレイにおける、異なるプラットフォーム間のクロスプレイが追加されている。アップデート後はプラットフォームに関係なく、クロスプレイロビーにプレイヤーを招待することでLarian Networkを使用し、マルチプレイを行うことが可能になるという。
さらに前回のパッチ#7で予告されていなかった追加要素として、新たなサブクラスが計12個追加されている。これは既存のクラスに新たなバリエーションをもたらすもの。バード、バーバリアン、クレリック、ドルイド、パラディン、ファイター、モンク、レンジャー、ローグ、ソーサラー、ウォーロック、ウィザードの各クラスに1つずつ追加されている。各サブクラスでは新たなスキルが追加されており、キャラクター育成の幅がより広がるものとなっている。
パッチ#8では予告されていた要素に加え、サプライズで新たなサブクラスが多数実装されるかたちとなる。詳細については公式ニュースフィードを確認されたい。なお配信時期は未定となっている。参加者を募ってのストレステストは1月の初旬に実施予定となっているため、リリースは来年となる見込みであることが予想される。今後のアップデートがあるのかは不明であるものの、引き続き期待したいところ。
『バルダーズ・ゲート3』はPC(Steam)向けに配信中。本日開催された「Steamオータムセール」の対象にもなっており、日本時間の12月5日午前3時まで20%オフの税込6799円で購入可能だ。また本作は国内PS5向けにも発売中だ。