人気ローグライクポーカー『Balatro』、ついにスマホ向けに9月26日配信へ。「時間泥棒ゲーム」がスマホに出るためか開発者は“謝罪”  


パブリッシャーのPlaystackは9月5日、『Balatro』をモバイル向けに9月26日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはiOS/Androidで、サブスクリプションサービスApple Arcade向けにも提供される。本日から事前登録も開始されている。

『Balatro』はトランプのポーカーを題材にしたデッキ構築型ローグライクゲームだ。ゲーム内は日本語に対応。開発はLocalThunk氏が手がけている。本作ではデッキからカードを8枚引き、そこから5枚選択してポーカーの役を作る。役やカードの種類によってスコアを得られ、規定ラウンド数以内でステージクリアに必要なスコアを稼ぐこととなる。ジョーカーカードやタロットカードといった、スコアを高めるための要素が存在しており、シナジー効果をどんどん高めて膨大なスコアを稼ぐゲームプレイが特徴だ。


『Balatro』はすでにPC(Steam)/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One向けにダウンロード版が配信中。また現在、日本国内ストアからは購入不可となっているが、PS4/PS5向けにも販売されている。Nintendo Switch/PS5向けにはパッケージ版も10月24日に発売予定。

本作は今年2月20日の発売から10日経った時点で売り上げ50万本を記録し、約1か月経過した3月18日にはついに100万本という大台に到達するなど、圧倒的な人気を誇っていた。そんな本作が、ついにモバイル向けに9月26日にリリースされるかたち。

ちなみにリリース日発表に際して公式アカウントは動画とともに「Productivity be damned!(生産性がめちゃくちゃになる!)」とアピール。時間泥棒ゲームとも評される本作が場所を選ばず遊べるようになることもあり、仕事そっちのけで遊ばれる事態になる、との見立てをジョークとして伝えているようだ。LocalThunk氏もこの投稿に反応し、開発者としての責任を感じてか“謝罪”を伝えている。


なおモバイル版については、以前より配信に向けて取り組んでいることが明かされていた。加えてPlaystackからは8月に、『Balatro』に向けて大きなサプライズが3つあるとも告知されていた。3つのサプライズについては、2025年に予定されている無料大型アップデートと、『ウィッチャー3』や『Vampire Survivors』などとのコラボスキンの実装がすでに発表済み(関連記事1関連記事2)。今回はその3つ目の発表となった。

『Balatro』はiOS/Android、およびApple Arcade向けに9月26日リリース予定。本日から事前登録受付が開始されている。またPC(Steam)/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One向けにダウンロード版が現在配信中。Nintendo Switch/PS5向けパッケージ版は10月24日発売予定。