日本全国・大活劇アクション『豆狸のバケル』Steam版発表、9月3日配信へ。新技&新ボス実装と共にPCデビュー

スパイク・チュンソフトは8月日、『豆狸のバケル』Steam版を9月3日にリリースすると発表した。日本を舞台にした和風3Dアクションゲームだ。

スパイク・チュンソフトは8月日、グッド・フィールが手がける『御伽活劇 豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!』(以下、豆狸のバケル)Steam版を9月3日にリリースすると発表した。Nintendo Switch向けに昨年11月にリリースされた本作が、Steam向けにも展開される。

本作は、御伽話の英雄たちが実在する日本を舞台にした和風3Dアクションゲームだ。日本全国で悪事を働く「お祭り軍団」が現れたことで、主人公である狸の少年バケルが、平和な日本を取り戻すために冒険することとなる。


本作では47都道府県すべてがステージとして登場。各ステージではそれぞれの土地のイメージが表現されつつ、ゲームプレイ自体も大きな変化を見せる。たとえば兵庫では城の屋根の上などを舞台とし、高知は川に沿って進む奥スクロールシューティングに、三重ではサーキットでのレースゲームのようなスタイルとなっている。そんなステージを攻略した先に、ボスとして待ち受ける御伽の英雄たちに挑むのだ。

本作はNintendo Switch向けに昨年11月30日に発売。今回Steam向けにも展開されることが発表された。またSteam版発売に際しては、新要素として新たな技「疾風打ち」「縦独楽打ち」および新ボス「提灯ボス」が実装されるという。新要素を携えた本作を、PCでもプレイできるわけだ。

 


本作を手がけたのは国内の開発元グッド・フィール。コナミで『がんばれゴエモン』シリーズなどに携わったスタッフによって設立されたことで知られる。『ヨッシークラフトワールド』や『毛糸のカービィ プラス』など、任天堂タイトルを含む数多くの開発実績をもつスタジオだ。

なお本作は9月3日に、海外Nintendo Switch向けにも発売予定。国内Nintendo Switch版はグッド・フィールのセルフパブリッシングであったのに対し、Steam版および海外Nintendo Switch版のパブリッシングはスパイク・チュンソフトが担当する。同社は新事業として、国内・アジアの他社開発タイトルをグローバルパブリッシングを開始することを表明していた(ファミ通.com)。『豆狸のバケル』もそうした施策により、このたびSteam向けに展開される運びだ。

『豆狸のバケル』はNintendo Switch向けに発売中。PC(Steam)向けに9月3日発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

Articles: 2570