デベロッパーのPlayWithFurciferは9月20日、『バックパック・バトル』に向けてパッチ0.9.20を配信。本作「史上最大」と銘打たれたアップデートでは、スキルアイテムが追加されたり、バランスの調整がおこなわれたりしている。
『バックパック・バトル』は自動戦闘とバックパック整理の要素をかけあわせた対戦ゲームだ。プレイヤーはバックパックへアイテムを詰め込んで自身を強化し、ほかのプレイヤーと非同期方式にて戦う。戦闘はオートで進行し、戦闘が終わるとランダムで並ぶアイテムを購入。購入したアイテムは、タイル状に区切られたバックパック内に収納する必要がある。アイテム同士の配置によって追加効果が発生するほか、組み合わせによっては合成が可能。バックパックの容量に収まるよう整理しつつ、組み合わせを考慮し、強力なビルドを構築していくのだ。
今回はそんな本作について、ベータ版で先行実装されていたパッチ0.9.20が本実装されたかたち。アップデートでは、スキルアイテムが20種類追加。いずれも特有のスキルをもっており、ビルドの幅を広げられるようなアイテムとなっている。たとえば「スパイシーバナナ」では星のついたバナナが発動した際に、30%の確率でヒートを獲得。さらに1スタミナを消費するごとに体力を3回復する。
ほかに「石塁」では、石かストーンゴーレムでダメージを与えた時に、与ダメージの40%がシールドとなる。シールドがある際には40%の確率でクリティカルにならなくなる。ストーンゴーレムが完成する前の石の状態でも効果が発動するため、より気軽に石を集められるかもしれない。
こうしたスキルアイテムは、ラウンド4とラウンド10にて3種類登場。アイテムによってはラウンド4あるいは10にしか出ないもの、双方に登場するものなどがある。そのためアイテムの揃い具合や、ビルドの方向性を決定づけるものとして有用になるだろう。これらのスキルアイテムの詳細については、ゲーム内の「アイテム情報」から確認可能となっている。
このほかパッチ0.9.20では既存の要素へのバランス調整も実施。パイロマンサー、レンジャー、リーパーについては、固有能力や初期バッグのステータスが調整されている。さらに共通要素としては、「吸血のポーション」「シャベル」「血の大鎌」などをはじめとしたアイテムが強化されている。詳細についてはパッチノートを確認されたい。
なお本作については今後もアップデートがおこなわれていく予定で、さらにスキルが追加される予定とも明かされている。さらなるスキルの追加だけでなく、さまざまな要素の追加や調整についても注目したいところだ。
『バックパック・バトル』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。定価は税込1700円となっている。