タクティカルミリタリーJRPG『AXERAS(アックセラス)』発表。キャラの生死で変わるストーリー、日本語ボイスも実装で兵士の生きざまを鮮烈に描く  

Inverse Atelierは10月3日、『AXERAS』を発表した。日本語表示および日本語音声に対応するタクティカルミリタリーJRPGだ。

デベロッパーのInverse Atelierは10月3日、『AXERAS(アックセラス)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示および日本語音声に対応。2026年1月にプロローグ体験版の配信が予定されている。

『AXERAS』はターン制のタクティカルミリタリーJRPGだ。エヴェストリア国軍での内戦が描かれ、プレイヤーは若き大尉ヨハネス・トロフィエルドとして戦場に赴くことになる。自身が率いるAcorns(エーコーンズ)中隊とともに内戦を戦い抜かなければならない。無慈悲な戦争では、英雄になるのかそれとも悪魔になるのか、究極の選択を迫られる。

本作では多彩な軍用装備品や歩兵隊を配備して戦っていく。戦略拠点の確保が戦局を左右するため、空爆やドローン攻撃なども駆使し、どこを守りどこを攻めるか戦略を練る必要があるという。ゲームプレイの詳細はまだ不明ながら、本作には「AXERAS」と呼ばれる秘密兵器が登場。利用すれば戦況を劇的に変えてしまえるようだ。

部隊は戦闘経験を積み上げて長く生き延びることで、階級が昇格していき、新たな能力を獲得する。ただし、死んでしまった場合は復活することのできないパーマデスとなる。また敵キャラクターは排除するだけでなく、捕虜にして兵力に加えることもできるそうだ。プレイヤーの選択によって、ストーリーにも大きな影響が現れるとのこと。

本作を手がけるInverse Atelierは、マレーシアを拠点とする2022年に設立されたスタジオだ。本作では、ターン制タクティカルタイトルおよびJRPGタイトルの名作に影響を受けつつ、プレイヤーに委ねられる選択やストーリーテリングなどによって、現代風に再構築することを目指すという。日本語音声がフルボイスで実装されるほか、作中にはアニメ調のカットシーンが導入されている点も特徴だろう。プレイヤーの決断が重視されるという本作のゲームプレイに沿って、豊富なアニメーションが展開されるのかもしれない。

『AXERAS』はPC(Steam)向けに開発中。配信日は未定ながら、2026年1月にはプロローグ体験版の配信が予定されている。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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