妖怪育成オートバトルRPG『妖之郷』7月16日早期アクセス配信へ。妖怪を捕まえながら自由に冒険、人々を助けつつ村を発展させる

 

デベロッパーのRAYKA STUDIOは6月20日、『妖之郷』の早期アクセス配信を7月16日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によるとゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『妖之郷』はモンスター収集RPGだ。舞台となるのは、妖怪たちと人間がともに生きる東洋風の世界。しかしかつて平和だった世界に「黒い月」が広がり、一部の妖怪は邪妖と化して人々を襲うようになっている。プレイヤーは新人の妖使いとなり、邪妖と戦いながら冒険を繰り広げる。


本作の戦闘はオートで進行。敵と味方、それぞれ5体以上の妖怪が同時に戦う集団戦が展開される。妖怪たちはそれぞれ、防御力が高かったり回復技が使えたりと個性ある能力や技をもち、弱点属性といった概念も存在。全体のバランスや役割を考えて、パーティを組んでいくことになるようだ。またプレイヤーは消耗品の札を使用することで、戦闘に介入することができる。敵にダメージを与えたり味方を回復したりするほか、弱った妖怪を捕まえて仲間にすることが可能である。

妖怪は300種類以上が登場するといい、また同じ種類でもそれぞれ能力や特性などが異なることがあるようだ。また育てていくと進化することもあるとのこと。いろいろな妖怪を捕まえたり育てたりして、好みの妖怪を探していくことになるのだろう。捕まえた妖怪は戦わせるだけでなく、拠点となる妖之郷で仕事をさせることも可能。妖之郷には栽培や採掘などさまざまな仕事が存在し、妖怪によって向いている作業が変わってくるようだ。

また世界には妖怪に困らされている人たちが大勢存在。助けると報酬をもらえるほか、ときに妖之郷に人が移住し、村が発展することも。そのほか、釣りや料理といったアクティビティなども用意されている。そうした世界でプレイヤーは、クエストをこなしたりライバルの妖使いと戦ったりしながら、邪妖の問題を解決すべく旅を続けていくことになる。

 


本作を手がけるRAYKA STUDIOは中国・杭州に拠点を置くゲームスタジオだ。過去にはローグライクストラテジー『Prime of Flames』を制作。同作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約840件中88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。かわいいキャラクターデザインやバトルの戦略性などが好評を得た。本作『妖之郷』でも、親しみやすいグラフィックや戦術的なバトルといった点では過去作のノウハウが活かされていそうだ。

『妖之郷』はPC(Steam)向けに、7月16日に早期アクセス配信開始予定だ。ストアページの表記によるとゲーム内は日本語表示に対応予定。また現在Steamではデモ版が配信中である。