戦闘機・SF空戦シム『オーロラ・フライト』Steam版2月20日早期アクセス配信開始へ。未知の惑星を舞台に、急速に進化していく謎の知性体と戦う
![](https://automaton-media.com/wp-content/uploads/2025/02/aurora-flight-20250210-327900-header.jpg)
すたじおわかるは2月9日、『オーロラ・フライト(AURORA FLIGHT)』Steam版を2月20日に配信予定と告知した。同作はPC(DLsite/BOOTH)向けに配信中。Steamでは早期アクセスとして配信開始予定となっている。
『オーロラ・フライト』は、戦闘機を操って急速に人類の技術を学んでいく敵と戦う、空戦シミュレーションゲームである。本作の舞台となる惑星ゼノアは、地球から遥か彼方にある未知のフロンティアだ。地球企業テラコムは、星間航路の果てに存在するゼノアの豊富な資源に目をつけ、開発拠点を設置。戦闘機部隊ファランクスを配備し、新天地の安全を守らせようとしていた。
そんな彼らの前に、突如エクシスと呼ばれる謎の知性体が出現。エクシスの送り込んできた地球の技術とは一線を画する不気味なデザインの複葉偵察機と戦うことになる。またエクシスは小規模な戦闘を繰り返すうち、急速に人類の技術を学んでいき、ステルス機まで投入してくる。未知のフロンティアで急速に技術を学ぶ知性体と戦う、騎士防衛戦や大規模な空中戦が繰り広げられる。
ファランクス隊の隊長ジャベリンは、仲間のスピアおよびランスを率いてエクシスとの空戦を展開する。プレイヤーはジャベリンとなって、戦闘機を操縦。空を舞って敵の攻撃を回避し、ミサイルや機銃によって敵機を撃墜していくのだ。
本作の戦闘機には、急上昇すれば速度が下がり、降下すれば加速するといったリアルな法則が反映されている。また機体には、ミサイルや機銃といった搭載兵器の変更が可能。推進力向上や機動力アップといったオプションの装備も可能となっており、自分のスタイルにあわせたカスタマイズができる。システム面では、僚機であるスピアおよびランスに対する行動指示機能も搭載。機体には、ヨーやスロットルの操作、フレアなども用意されている。本作では、急速に技術を学ぶ知性体と戦うミッションを、カスタマイズなどによって攻略していくわけだ。
![](https://automaton-media.com/wp-content/uploads/2025/02/aurora-flight-20250210-327900-001.jpg)
![](https://automaton-media.com/wp-content/uploads/2025/02/aurora-flight-20250210-327900-002.jpg)
本作は、開発者のわかりかねる氏によるすたじおわかるが手がけている。過去作としては、対戦戦闘機アクション『ブンドド』などをブラウザ向けに公開してきた。本作『オーロラ・フライト』は、『エースコンバット』シリーズが好きな気持ちなどをきっかけに、少なくとも2023年頃に制作が始められている。『エースコンバット』シリーズの影響を受けながらも、同氏の趣味などを盛り込んだ戦闘機ゲーム「コンバットエース」として、開発が進行。2024年末には『オーロラ・フライト』へとタイトルを改め、ミッション10までを収録したバージョンがリリースされている。2月20日からはそんな本作が、早期アクセス配信としてSteamからもプレイ可能になるわけだ。
Steamのストアページによると、ゲームシステムはすでに完成しているという。フルバージョンでは、ミッション20まで搭載予定。早期アクセス期間は1か月から2か月程度とされており、ストーリーの完結や装備システムの拡張などを目指して開発が進められていくそうだ。またフィードバックを得たい項目として、ゲームバランスや追加装備、追加ミッションなども挙げられている。
『オーロラ・フライト』Steam版は、2月20日早期アクセス配信開始予定だ。また本作はDLsiteおよびBOOTHにて、Android向けのAPKファイルを同梱したバージョンが税込550円で配信中。両ストアでは、体験版も公開中となっている。さらにミッション10までがプレイできるブラウザ版が、unityroomにて公開中となっている。