核災害後英国サバイバルアクション『Atomfall』来年3月28日発売へ。軍・カルト・ロボ・ミュータントはびこる隔離地帯を探索、物資を集めつつ隠された謎を明かすSFミステリー
デベロッパーのRebellionは11月14日、『Atomfall』を2025年3月27日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。またリリース初日からPC/Xbox Game Passに対応する。Steamストアページの表記によると、少なくともSteamでの日本向けの配信は時差の関係で3月28日になるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。
『Atomfall』は一人称視点のサバイバルアクションゲームだ。舞台となるのは、イギリス北部の田園地方。ウィンズケールと呼ばれる原子力施設群が存在する同地では、ある日核災害が発生。5年にわたって隔離措置がおこなわれている。プレイヤーは軍やカルト教団がはびこる同地を探検し、ウィンズケールの謎を解き明かしていく。
本作の世界観は冷戦期をベースとしつつ、SFやフォークホラーの影響を受けているとのこと。過去に公開された映像では、二足歩行のロボットやミュータントのようなものなどが登場。架空の技術や超常現象を交えたストーリーが描かれるようだ。プレイヤーは調査や会話を通じて手がかりを見つけ、核災害の謎に迫っていくことになるという。また謎の政府機関や遺跡を支配するカルトなども登場し、プレイヤーはときに交流したり、あるいは戦闘したりすることになるとのこと。ときには決断が迫られ、プレイヤーの選択によって結末が変わっていくそうだ。
また本作の戦闘は、射撃と近接戦が組み合わされたものになるという。銃や弓、斧やバットなど、さまざまな武器が用意されているようだ。ただ本作の舞台となるエリアは5年間外部から隔離されているため、物資は乏しい状況とのこと。廃墟を探索して物資を集めつつクラフトして、ありあわせの武器で戦っていくことになるようだ。また本作には軽いRPG要素も存在。友好的なNPCと取引したり、スキルツリーを伸ばして主人公を強化していくことができるとのことだ。
本作を手がけるRebellionはイギリスに拠点を置くスタジオだ。過去には第二次世界大戦を舞台とした狙撃TPS『Sniper Elite』シリーズなどを開発している。本作『Atomfall』ではサバイバル要素やミステリー要素が押し出されるなど過去作からの作風の変化も見られるが、銃の挙動などアクション面では同スタジオの経験が活かされていることだろう。
ちなみに本作のモチーフとされているウィンズケールは現実世界の1957年に火災事故を起こしており、本作は実際の出来事を構想の元にしたフィクションとして制作されているとのこと。また開発にあたって影響を受けている作品として、「トリフィド時代」「ドクター・フー」「プリズナーNo.6」といったイギリス発のSF作品の名前が挙げられている。
『Atomfall』はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、現地時間の2025年3月27日に発売予定だ。またリリース初日からPC/Xbox Game Passに対応する。ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。