オープンワールド空島冒険ゲーム『ATMOSFAR』発表。最大4人プレイ対応、大型飛空艇を移動拠点にして広大惑星探索

集英社ゲームズは6月9日、Apog Labsが手がける『ATMOSFAR』をSteam向けに発表した。2026年のリリースを予定している。本作は空島を探索するアクションアドベンチャーゲームだ。

集英社ゲームズは6月9日、Apog Labsが手がける『ATMOSFAR』を発表した。2026年のリリースを予定している。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページによれば日本語表示に対応する。

『ATMOSFAR』は探索アクションアドベンチャーゲームだ。ソロプレイのほか、最大4人までの協力プレイに対応予定。本作の舞台となるのは、無数の空島が浮かぶ惑星タイコス。プレイヤーは小型飛行艇のワスプに乗り込み、この星を自由に探索することとなる。

オープンワールドのタイコスを探索するにあたっては、ワスプを繰りつつさまざまな資源を獲得できる。集めた素材は動く拠点である大型飛空艇「クラウドクルーザー」に収納。素材を集めればワスプをアップグレードしたり、使用するアイテム、ツールをより高性能にできるようになる。そうしてまた探索に繰り出すわけだ。

なおワスプは折りたたみ式のキャンプを展開できる「汎用型ワスプ」や重いものを持ち上げることのできる「運送型ワスプ」といった種類があり、なかには敵生命体との戦闘に特化したワスプもあるようだ。ワスプは各パーツをカスタマイズ可能で、エンジン部品やホバーセクションの交換による性能の変更だけでなく、デカールやペイントなどで外観を変更することもできるとのこと。旅の相棒を、思いのままにカスタマイズできるだろう。

またタイコス探索にあたっては、プレイヤーの生命維持システムにも気を配る必要がある。生命維持システムは探索ツールに電力を供給するといい、バッテリーが切れてしまうと探索ができなくなるなどのデメリットが発生するようだ。またトレイラーなどでは、プレイヤーがジェット噴射をして飛び上がる様子も確認できた。燃料の残量にも気を配る必要があるだろう。

本作を手がけるApog Labsは、スウェーデン・マルメに拠点を置くインディーゲームスタジオだ。2021年3月には『Airport CEO』をリリースし、Steamユーザーレビューにて「非常に好評」ステータスを獲得している。同作は見下ろし視点で進行する空港建設・運営シムであったが、今回は一転して3Dの空島探索アクションゲームを手がけるかたちだ。同スタジオの新たな試みに期待が寄せられる。

『ATMOSFAR』はPC(Steam)向けに2026年発売予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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