チーム対戦型ターン制ストラテジー『Atlas Reactor』10月5日リリースへ。無料お試しあり

米国のゲームデベロッパーTrion Worldsは、チーム対戦型のターン制ストラテジー『Atlas Reactor』のオープンベータテストを終了し、日本時間10月5日に正式リリースすることをアナウンスした。早期購入者向けのファウンダーズパック所有者は日本時間10月1日より、先行して正式リリース版をプレイできる。

米国のゲームデベロッパーTrion Worldsは、チーム対戦型のターン制ストラテジー『Atlas Reactor』のオープンベータテストを終了し、日本時間10月5日に正式リリースすることをアナウンスした。早期購入者向けのファウンダーズパック所有者は日本時間10月1日より、先行して正式リリース版をプレイできる。ファウンダーズパックはTrion WorldsのPCゲーム販売プラットフォーム「Glyph」およびSteamにて販売中。

『Atlas Reactor』は、『Dota 2』『League of Legends』などのMOBAタイトルや『Overwatch』のように、複数のユニークなキャラクター(本作ではフリーランサーと呼ばれる)から各マッチごとに1体を選び、4対4のチーム戦で競い合うゲーム。キャラクターのビジュアルは『Overwatch』と『Borderlands』をミックスしたようなカートゥーン調。各キャラクターは攻撃担当の「Firepower」、多くのダメージに耐えられるタンク系の「Frontline」、回復と補助の「Support」クラスに分かれている。

先述のタイトルとの違いは『XCOM』のようなターン制ストラテジーであるところ。敵味方同時に1ターン20秒が与えられ、シチュエーションに合わせて即興でのチームワークが求められる。互いの行動を読みながら罠設置、回避、攻撃、移動からコマンドを選び、20秒の決断フェーズが終われば、各プレイヤーのアクションが一気に展開される。

参考記事: 『Atlas Reactor』プレビュー プロなら行動でしめせ。ニューロンをオーバークロックする4v4ガン&チェス

 

お試しFree Modeあり

本作は開発途中で基本無料モデルからビジネスモデルを変更し、有料版を購入することで始めから全てのキャラクターを使えるようになった。まずはどんなゲームなのか試してみたい、という方にはFree Modeも用意されている。10月5日より利用できるFree Modeでは、一部のキャラクター限定で無料プレイ可能。プレイできるキャラクターは週替わり。プレイ中に手に入る報酬箱(キャッシュ)を開けられる回数が制限されるが、回数制限内なら各種報酬(コスメ、スキン、アイコン、ジェスチャーなど)を取得できる。カスタムマッチ、ランクマッチ、そして将来予定しているトーナメントへの参加資格はない。Free Modeから始めた場合も、有料版を購入すれば全キャラクターとゲームモードがアンロックされる。

正式リリースにともない、アルファ・ベータテスト時のデータは削除されるが、取得済みのスペシャルアイテムは手元に残る。また、正式リリース後は各種パックの内容が変更され、一部価格が上昇するほか、早期購入者特典も得られないため、気になる方は正式リリースまでにゲットしておこう。なお、10月1日までの間は準備期間のためサーバ停止中となっている。

画像左が正式リリース前、画像右が正式リリース後のラインナップ
画像左が正式リリース前、画像右が正式リリース後のラインナップ

 

新キャラも登場

新キャラクターJuno。レーザーガンとシールドを操る
新キャラクターJuno。レーザーガンとシールドを操る

10月1日からは既存のキャラクター20体に加え、新キャラクターのJunoがプレイ可能となる。範囲攻撃もできる「Firepower」クラスの女性キャラクターだ。本作では既存の女性キャラクター6体がいずれも細身の体型なのだが、Junoは『Overwatch』のザリアのような頼れる姐御肌になりそうだ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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