パブリッシャーの505 Gamesは6月28日、『Assetto Corsa EVO』を発表した。対応プラットフォームは発表されていないものの、Steamストアページが公開されている。2024年のリリースを予定している。
『Assetto Corsa EVO』は、2014年に発売されたレーシングシミュレーター『Assetto Corsa』シリーズの最新作だ。開発はイタリアのデベロッパーKUNOS Simulazioniが手がけている。本作ではシリーズ過去作同様、ロードカー、クラシックカー、ハイパーカー、レースカーなど、モータースポーツの歴史を網羅する多くのマシンが登場。各種マシンは、電子システムや機械制御、空気力学に基づいて走行しており、本作ではそれを最先端のシステムで再現しているという。
またさまざまな天候におけるアスファルトでの走行の感覚も再現されている模様。Steamストアページにて公開されているスクリーンショットでは、実写並みの精巧なサーキットが確認できる。雨に濡れた路面も映し出されており、この上を走るにあたって、天候によって走行感覚が変わっていくのだろう。非常にリアルなドライビング体験ができそうだ。
本作では、KUNOS Simulazioni が独自開発した高性能フォトリアリズム・エンジンが導入されているとのこと。そのため本作は過去作に引き続き、VR、およびトリプルスクリーンに対応することが可能とされる。Steamストアページによれば、現時点でSteamVR、Oculus VR、OpenXRがサポートされているようだ。
なお過去作である『Assetto Corsa』および『Assetto Corsa Competizione』は、いずれもレースにおけるリアルなグラフィックやサウンドが高く評価されている。またModの導入が比較的容易に可能な点もユーザーから評価されており、たとえば『Assetto Corsa』では車両の代わりに「椅子」で爆走するModが登場し、話題にもなった(関連記事)。
シリーズ最新作となる『Assetto Corsa EVO』では、そんな過去作からさらに進化した作品となるようだ。なおゲームの詳細は今後公式SNSにて公開されていくとのこと。対応プラットフォームや新機能などの続報についても期待したいところだ。
『Assetto Corsa EVO』は2024年リリース予定だ。Steamストアページが公開されている。