クラファンで約5億円集めたMMORPG『Ashes of Creation』、リリース早々に開発元にて創設者辞職&開発チーム“全員”レイオフ発生との報告。いきなり大騒動
MMORPG『Ashes of Creation』について、開発チームの“全員規模”のレイオフが発生しているようだ。

人気MMORPGの『Ashes of Creation』について、開発元の創設者やスタッフの退職/レイオフが発生したという。本作開発元Intrepid Studiosの元スタッフによれば、レイオフの対象は“開発チーム全員”におよんでいることも示唆されている。一方で『Ashes of Creation』では、今後の展開の説明がおこなわれる見込みであり、1月30日に放送予定だった開発アップデートが延期されている。
『Ashes of Creation』はMMORPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、12月12日に早期アクセス配信開始された。本作ではハイファンタジーの世界を舞台として、各々の暮らしや冒険をおこないつつ、文明を再建していく。プレイヤーの選択によって集落の発展が左右されていくといい、行動によってクエストやエリアの特色などが大きく変わっていく。さらに戦争や経済システムなど、さまざまな要素が楽しめるほか、いわゆる職業にあたる“アーキタイプ”の選択により、自由なプレイスタイルを選択可能だ。
本作は「みんなが愛したMMORPGの再生」をテーマとした作品として進められたプロジェクト。2017年にはKickstarterキャンペーンにて、初期目標額75万ドル(約1億2000万円・以下現在のレート)を4倍以上上回る約327万ドル(約5億円)の資金を集めた注目作でもある(関連記事)。
そんな本作に関して、開発元Intrepid Studios内では騒動が巻き起こっているようだ。1月29日には公式サイトにて、翌日放送が予定されていた開発アップデートの日時を現地時間2月13日に延期すると発表。理由については今後の本作の展開を詳細かつ明確に伝えるためとのこと。
また現地時間1月31日、Intrepid Studiosで広報部門のディレクターを務めるMargaret Krohn氏がLinkedInにて同社を退職したと明かした。なおKrohn氏の投稿に寄せられたコメントに対する返信で、同氏は「the amazing dev team, was all laidoff.(素晴らしい開発チームが全員レイオフされた)」との表現を使っており、開発部門で大規模なレイオフが実施されたものと思われる。
Krohn氏の発表にあわせ、Intrepid Studiosの創設者であるSteven Sharif氏は公式Discordサーバーにてコメントを残している。Sharif氏はあくまで個人的な発言と前置きし、Intrepid Studiosでは経営権が同氏の手を離れていると述べた。さらに取締役会ではSharif氏が「倫理的に」容認できず、実行もできない行動を指示し始めているという。そのためSharif氏は、抗議の意を込めて辞任することを決定したのだという。

そしてSharif氏に続くかたちで、Intrepid Studiosの上級管理職の多くが退職。この“抗議”を受け、取締役会は、大規模な人員削減を進める決定を下したそうだ。その結果、Krohn氏が明かしたように、「開発チーム全員」規模のレイオフに繋がったのだろう。
Sharif氏は現在法的な問題の為に詳細については発言できないとしており、Intrepid Studiosの公式サイトや公式SNSなども沈黙が続いている状況だ。鳴り物入りで登場した『Ashes of Creation』ながら、早期アクセス配信開始から2か月足らずで、開発元スタッフが大量にレイオフされるという騒動に直面しているかたち。今後『Ashes of Creation』が運営され、アップデートされていくのかという点も含め、本作の行方が注目されるところだ。
『Ashes of Creation』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。
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