『ARK』スマホ版『ARK: Ultimate Mobile Edition』がリリース後すぐさま300万ダウンロード突破。モバイル前作から人気倍増、課題ありつつも大流行

Snail Games USAは1月11日、『ARK: Ultimate Mobile Edition』がリリースから3週間で総ダウンロード数が300万ダウンロードを突破したことを発表した。

『ARK: Ultimate Mobile Edition』は、Studio Wildcardが手がけたオープンワールドサバイバルアクションゲーム『ARK: Survival Evolved』のモバイル版だ。対応プラットフォームはiOS/Android。基本プレイ無料にて提供されている。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『ARK: Survival Evolved』は、恐竜などの古代生物やモンスターが生息する謎の島を舞台に、サバイバル生活を送るサバイバルアクションゲーム。多彩なクラフト・建築要素に加えて、古代生物やモンスターを「テイム」して仲間にしつつ、育成して共闘できる点が特徴だ。

『ARK: Survival Evolved』のモバイル版は当初『ARK Mobile』として、2018年6月にリリース。モバイル版のみの独自要素などもあり、約6年間サービスが継続された。そして2024年7月にグラフィック、内容が刷新された『ARK: Ultimate Mobile Edition』が同年12月にリリースされることが発表。それに伴い、『ARK Mobile』は2024年8月末にサービス終了となった。

前モバイル版『ARK Mobile』と『ARK: Ultimate Mobile Edition』との違いとして、グラフィックの改善のほか、システムが『ARK: Survival Evolved』に準拠されたかたちとなった。また、『ARK: Survival Evolved』の追加コンテンツとなる「Scorched Earth」や「Aberration」が用意されており、こちらは有料にて購入が可能だ。さらに、「Extinction」や「Genesis Parts 1 & 2」などの追加コンテンツも2025年にリリース予定。より、『ARK: Survival Evolved』に近いかたちでモバイル版を遊ぶことができるようになった格好だ。

本作は12月16日にiOS/Androidにてリリース。パブリッシャーのSnail Games USAによればリリースから24時間で総ダウンロード数が100万を突破する好調なスタートを叩き出していたという。その後リリースから約3週間経った1月11日、総ダウンロード数が300万を突破したことを発表した。この数値は前モバイル版『ARK Mobile』のローンチ時と比較し、プレイヤー数が100％増えたことを表しているという。

『ARK: Ultimate Mobile Edition』は『ARK Mobile』に引き続きGrove Street Games（旧War Drum Studios）が担当。『GTA』シリーズや、『MAX PAYNE』、『BULLY』などといったRockstar Games作品のモバイル版を手がけたスタジオだ。今回同スタジオは『ARK: Ultimate Mobile Edition』のほか、Studio Wildcardが手がける『ARK: Survival Evolved』のUE5刷新版『ARK: Survival Ascended』の、コンソール版開発にも参加している。

なお『ARK: Ultimate Mobile Edition』はさっそく大きな盛り上がりを見せる一方で、最適化不足や動作の不安定さ・不具合などの報告も寄せられている。ただ『ARK Mobile』からのグラフィックの進化などは評価を受けているほか、アップデートにより不具合の解消も進められているようだ。先述した通り、今後本作のロードマップによると、追加コンテンツとなる「Extinction」や「Genesis Parts 1 & 2」が2025年内に実装予定。『ARK: Ultimate Mobile Edition』の今後の盛り上がりやブラッシュアップも注目される。

『ARK: Ultimate Mobile Edition』は、iOS/Android向けに基本プレイ無料にて配信中だ。