巨大生物要塞化コロニーシム『アークオブカロン』11月7日正式リリースへ。旅する世界樹の背中にどんどん建設して行く末を見守る、「旅の終わり」を描く大型アプデも来る


サンソフトは11月4日、現在早期アクセス配信中のコロニーシム&タワーディフェンスゲーム『Ark of Charon(アークオブカロン)』を11月7日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Ark of Charon(アークオブカロン)』は、コロニーシムとタワーディフェンスを融合させた作品だ。開発は、『モンスターハンターNow』などに開発協力しているアングー株式会社とサンソフトが共同でおこなっている。本作の舞台となるのは、世界樹が失われて生命がいなくなってしまった世界。この世界に新しい世界樹の苗木が芽吹いたことで、プレイヤーは世界樹の管理者となり、世界をふたたび命あるものにするため、世界樹の苗木を苗床まで導く旅をする。


本作は、ワールドマップの複数のルートから行き先を選択してゲームを進めるかたちとなり、訪れる土地ごとに敵である魔物の脅威レベルや、存在する各種資源の量などが異なる。世界樹の苗木は巨大な獣のような姿をしており、道中では魔物たちが襲来。そこでプレイヤーは使い魔たちを操り、資源を集めて世界樹の苗木の上に建築をし、移動要塞さながらに武装化して魔物を撃退することとなる。

本作は7月9日にSteamにて早期アクセス配信を開始。早期アクセス版は製品版で想定されるボリュームの中盤までを体験できるものとなっており、プレイヤーから寄せられたフィードバックを元に製品版をブラッシュアップさせることを目的としていた。また10月30日には、開発に区切りをつける時期が来たとして、早期アクセス期間の終了が近いことを予告。同時にプレイヤーアンケートの結果も一部公開されている。最も要望が多かった新モードとしては「エンドレスモード」、そして使い魔のAIの改善や使い魔の成長システムの実装を望む意見が多く寄せられたという。


そんな本作が、11月7日に正式リリースされることが、今回発表された。正式リリースにあわせてバージョン1.0.0アップデートも配信予定。さまざまなフィードバックを反映したものとなるとのことで、同アップデートの内容も一部発表されている。

まずバージョン1.0.0では旅の後半が追加され、早期アクセス配信版のノーマルモードでは解禁されなかった世界の奥地に進めるようになる。そして新たなエネルギー供給装置として「世界樹抽出器」が追加。世界樹の苗木から力を吸い取り兵器の動力に変換させるため、使い続けると世界樹が徐々に衰弱してしまうという。このほかにもさまざまな修正やバランス調整、新たな兵器といった新要素などがアップデートで追加予定。詳細は11月7日に投稿予定のバージョン1.0.0パッチノートにて発表されるとのこと。


『Ark of Charon(アークオブカロン)』は、PC(Steam)向けに11月7日正式リリース予定。なお価格について、リリース記念として当初予定していた製品版価格への値上げを一時中断し、しばらくの間早期アクセス価格の税込2650円で販売を継続するという。

あわせてローンチセールも予定されており、11月7日11時から11月14日11時まで、早期アクセス価格の40%オフとなる税込1590円で購入可能だ。そしてSteam ウィンターセール2024として、2024年12月20日3時から2025年1月3日3時までの期間においてもローンチセールに近い割引を予定しているという。ウィンターセール終了後に製品版価格税込3080円への引き上げを予定している。