高評価・本格アクアリウムシム『Behind Glass: Aquarium Simulator』Steamで正式リリース。「ウーパールーパー・亀」新実装の大型アプデと共に
Bit Bros Incは1月9日、『Behind Glass: Aquarium Simulator』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込2200円。本作は2021年8月25日より早期アクセスとして開発され、高い評価を獲得してきた。
『Behind Glass: Aquarium Simulator』はアクアリウムシミュレーターだ。プレイヤーはサンドボックス環境の3D水槽内で、生き物や石、植物などを自由にアレンジすることができる。水槽に入れられる生き物は、熱帯魚を中心に200種類以上。砂利の種類や高さ、照明や背景まで細かく設定可能で、置かれる部屋も選ぶことができる。水流はリアルタイムで演算され、リアルで美しい魚のモーションが楽しめるのだ。
本作にはデザイナーとシミュレーターの二つのモードが存在。デザイナーモードでは、制約なく自由なアレンジが可能。シミュレーターモードでは水温管理やph管理、水流、酸素にフィルターなど、より現実の水槽に近い管理が必要となる。なお、どちらのモードもアンロック要素はなく、ゲーム開始時から全ての機能が使用できる。
なお正式リリースにあたり、大型アップデートで複数の生き物が追加。新たな10種類の魚が増えたほか、ウーパールーパーや亀が選択可能となった。また、ユーザーベースの多い言語の翻訳クオリティの改善や、各種バグ修正も実施。Steamの本作公式ニュースによれば、早期アクセスのフィードバックをもとに今後もアップデートがおこなわれるとのことだ。
本作は本稿執筆時点で約270件中96%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。レビューでは主に動植物や岩といった3Dモデルの美しさや生き物のリアルなモーションから、見ていて飽きないといった感想も寄せられている。
また、水槽を所持していると思しきユーザーのレビューで、実際のレイアウトを変える前にゲーム内で試せるという利点も挙げられている。本作は生き物以外にも海藻や岩など、レイアウトの小物が豊富。本格的で多機能なシミュレーターとしての“実用性”も評価されているようだ。
本作を手がけるBitBros Incはアメリカのフロリダに拠点を置くインディースタジオ。スマートフォン向けにアクアリウムシミュレーター『Fish Farm』シリーズを展開しており、前作『Fish Farm 3』はGoogle App Storeにて100万ダウンロード以上を記録。『Fish Farm』シリーズで培われたノウハウは、本作のクオリティの高さにしっかり貢献しているといえそうだ。
『Behind Glass: Aquarium Simulator』はPC(Steam)向けに配信中。1月23日までは、リリース記念セールとして定価の15%オフとなる税込1870円で購入可能だ。