『Apex Legends』新シーズンにて、“新マップに物資が全然ない”との報告続出。公式いわく「他のマップよりも大幅に多い」はずなのに


Respawn Entertainmentは8月7日、『Apex Legends』にてシーズン22「ショックウェーブ」を開始した。さっそくプレイしたユーザーからは、実装された新マップ「E-District」にて物資が少ないとの感想が寄せられている。

シーズン22「ショックウェーブ」では新要素として、P2020およびモザンビークを2丁持ちできる「アキンボ」などが実装。そして目玉要素として、新マップ「E-District」が登場した。本マップの広さは既存マップであるワールズエッジと同程度だそうで、密集したビル群が特徴的なマップとなっている。また公式サイトの新マップ説明いわく「他のマップよりも大幅に多くのアイテムがある」とのこと。しかしさっそく新マップをプレイした一部ユーザーからは“物資が全然ない”との感想も寄せられている

たとえばあるユーザーは「新マップでの物資集め」と述べつつ、エネルギーアモ、テルミットグレネード、医療キットだけが落ちた寂しすぎる“砂漠”の画像を投稿。E-Districtに砂漠はないものの、全然アイテムが落ちていない砂漠のようだとして皮肉っているかたちだ。


また別のユーザーは、かつて元プロ選手THump氏がキングスキャニオンの砲台で武器がほとんど見つからず激怒した際のクリップを添付しつつ、E-Districtのアイテム事情を揶揄。ほかにも新マップでは物資が全然ないという言及はSNS上で散見され、少なくとも新シーズン初日の感想として物資を見つけにくいマップというイメージをもたれつつあるようだ。


とはいえ先述したとおり公式はE-Districtには「他のマップよりも大幅に多くのアイテムがある」とも説明している。実際新マップには多層階建ての建物が密集しており、建物内の物資の量を合計した場合には多めの物資があると判断されているのかもしれない。

また今シーズンからはアイテムボックスの中身がマッチ中盤に刷新される新システムが導入された。中盤以降のボックスからはハイティアアイテムとレアアイテムが手に入る確率が大幅に上昇するとされる。この変更にともなって、一般に出現するアイテムでは紫および金のアタッチメントの出現率が約50%減少。レアなアイテムが出現しにくくなっていることが、“まともな”物資がないといった印象に繋がっている可能性もありそうだ。ちなみに筆者のプレイする限りでは「アキンボ」が実装されたからか、P2020やモザンビークが多めに落ちている印象も受けた。これも物資が寂しい印象を強めていそうだ。


このほか新マップでは建物内には物資が配置されているものの、実際に「何もない」場所もさまざまみられる。エリアとエリアの間や通路など、しっかりした規模の建造物やエリア以外では物資が見つからない傾向もある。ほかのマップにおける床置きの物資やアイテムボックスが場所によってはあまり見られないことも、物資が全然ないといったイメージに繋がっているのかもしれない。

いずれにせよ新マップE-Districtは実装されたばかり。新天地で物資のある場所が検討もつかないといったことも、物資がないという印象に拍車をかけているのだろう。ただ先述のとおり実際に物資がない場所もあるほか、あるいは不具合で想定された物資量が出現していないといった可能性も考えられる。今後のフィードバックやアップデートにて、E-Districtの物資事情も変化を見せていくかもしれない。

Apex Legends』ではシーズン22「ショックウェーブ」が開催中だ。