空島オープンワールドクラフト『Aloft』“史上最大規模”アプデ配信。浮島生成システム全面刷新、新要素もどっさりで冒険の充実度アップ
Astrolabe Interactiveは11月5日、『Aloft』に向けて「枯れて花咲く」アップデートを配信。システム刷新などが図られており、プレイ体験が改善しているようだ。

デベロッパーのAstrolabe Interactiveは11月5日、『Aloft』に向けて「枯れて花咲く」アップデートを配信した。同アップデートではワールド生成システムが一から見直されたほか、ゲーム内の生態系回復システムも改善されている。
『Aloft』は浮島を舞台としたサンドボックス・サバイバルゲームだ。ソロプレイおよびに最大8人でのオンライン協力プレイに対応している。本作の舞台となる世界では世界の中心で吹きすさぶ風の力を受け、島々が周囲を漂っている。ところが島々は腐食し、生命は枯れていた。プレイヤーは空を巡りつつ、島を浄化することで島々の環境と自然を守っていくこととなる。また浮島でのサバイバルで発見できる失われた知識を発見することで、隠された過去の秘密を解き明かすことにもなる。

今回配信された「枯れて花咲く」アップデートはこれまでで最大規模のアップデートとされ、ワールド生成の仕組みを一から見直しているという。このことによってよりワールドが探索し甲斐のある、密度の高いものになったと謳われている。さらに今後のアップデートに向けた強固な基盤を築くことができたとのことで、内部的にも手の付けやすい構造となったのかもしれない。
なおワールド生成システムが刷新された結果、プレイヤーの進捗はリセットされることとなった。そのため既存のプレイヤーは新ワールドを生成しなおす必要があるが、旧ワールドはレガシーブランチからアクセスできるとのことで、レガシーブランチでのプレイ手順も案内されている。
また島々を巡るうえで、エコシステム(生態系)を復活させるシステムもリワークされた。本作ではさまざまな島が腐食の影響を受けていたが、今後は生命の苗木が存在する島の腐食を浄化するというかたちでゲームが進行する。複数のアクティビティを通じ、腐食から島を解き放つことになるわけだ。そうして一定区画の腐食を浄化することで、区域に一つある「生命の木」を復活させることができる。

このほかアップデートでは技術ツリーが知識/航行/研究の各カテゴリに分割されたり、新たな道具や武器などが追加されている。詳細については、パッチノートを確認されたい。
また本アップデートにあわせロードマップも公開された。現在はチュートリアルクエストの追加やUIの改善、戦闘の改善などが進行中とのこと。今後のアップデートでは新規プレイヤーが本作を始めるにあたってプレイしやすくなったり、プレイ感がより快適になったりしていくのだろう。次なるアップデートに早くも期待が寄せられるところだ。

『Aloft』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。


