美少女ソウルライク『AI LIMIT 無限機兵』リリーストレイラーお披露目。少女アリサが最後の都市で世界の真実に迫る

今回公開された映像では、謎に包まれた本作の壮大な世界観やストーリーの一端が披露されている。

パブリッシャーのCE-Asiaは3月21日、アクションRPG『AI LIMIT 無限機兵』のリリーストレイラーを公開した。映像では、壮大な世界観やストーリーの一端が披露されている。本作は3月27日にPC(Steam)/PS5向けに配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『AI LIMIT 無限機兵』はキャラクターがアニメ調で描かれる高難易度アクションRPGだ。舞台となるのは、原因不明の厄災によって人類文明が崩壊した終末世界。プレイヤーは「機兵」と呼ばれる人工生命体の少女・アリサとなり、課された使命を果たすために、人類に残された最後の都市「ヘヴンズウェル」を冒険することとなる。

本作のゲームプレイは、ソウルライクとして展開される。プレイヤーは入り組んだ地形のダンジョンを探索し、休息ポイントとなる「晶枝」と呼ばれる物体を修復。晶枝では経験値を消費してプレイヤーや武器などの強化が可能で、力尽きたときは晶枝で復活することとなる。そうして、プレイヤーを強化しながら回避やパリィといったアクションを駆使して、ダンジョンの先に待ち受ける強敵に挑んでいく。

本作の特徴として、スタミナの代わりとなる「シンクロ率」というシステムが用意されている。シンクロ率は敵に攻撃を当てると上昇し、数値に応じて主人公の攻撃力も上昇する。逆に攻撃を受けたり、パリィなどの特殊アクションを使うとシンクロ率は減少する。さらに溜まったシンクロ率を消費することで、「レールガン」などさまざまなスペルや技を発動することができる。スペルと技はそれぞれ数十種類以上が用意され、組み合わせによりさまざまな戦術を実践できるという。

今回公開された映像では、謎に包まれた本作の壮大な世界観やストーリーの一端が披露されている。人類最後の都市ヘヴンズウェルは、異形の怪物「ネクロ」の大規模な襲撃により崩壊の危機に瀕しているようだ。また都市の支配者であるはずの「教会」を倒すという言葉や、「肉の塊」を葬ることが使命といった言葉など、異なる目的を抱えた人物とも関わっていくことになるのだろう。主人公含む機兵は、意識とエネルギーの海である「ゾル」から生まれたという物語の核心に迫るような言葉もあり、ヘヴンズウェルの現状を目の当たりにすることで機兵誕生の秘密と真実に迫ることになるという。

また、ボス戦と思われる巨大な敵との戦闘シーンも新たに公開されている。巨大な雷の刃を振り下ろす4本足のロボット、美しくも不気味な4枚の羽根を持つ怪物、さらに敵対機兵とされる長い髪の女性が幻影のような巨大な剣を操っている様子などが確認できる。映像ではいずれの攻撃も華麗に回避しているが、実際のゲームプレイでは何度も挑むことでタイミングを掴むことになるのだろう。

そのほか、主人公の外見や髪型、使用する武器が場面ごとに異なっており、さまざまな装備品が用意されているようだ。敵やダンジョンに応じて最適な装備を選んだり、ビジュアル重視で装備の変更を楽しむこともできるのだろう。また、荒廃したビルが立ち並ぶ街、金色の彫像が飾られた荘厳な屋内、主人公とは異なる機兵の前にそび立つ巨大な扉など、本作で訪れることになるロケーションもいくつか確認できる。これらのロケーションを隅々まで巡ることで、文明滅亡の真実が解き明かされるという。

映像の公開に合わせて、想定クリア時間が約25時間となることも明かされている。とはいえ本作はソウルライクであるため、分岐ルートの探索やボス戦の撃破時間などプレイスタイルによってクリア時間は大きく変わりそうだ。

『AI LIMIT 無限機兵』はPC(Steam)/PS5向けに、3月27日に配信予定だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。予約受付中であり、先行予約特典として「メイド服セット」を入手可能だ。

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

記事本文: 31