『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル』新登場「脱出パート」映像お披露目。操作キャラ切り替えシステムで挑む多面的な謎
スパイク・チュンソフトは6月6日、『伊達鍵は眠らない - From AI:ソムニウムファイル』のトレイラーを公開。新たなパートである、脱出パートのお披露目もされた。

スパイク・チュンソフトは6月6日、『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル(以下、伊達鍵は眠らない)』の最新情報を公開した。システムトレーラーではイリスや応太を操作する脱出パートなど、本作を構成する3パートがそれぞれ登場。動画の公開にあわせて、Nintendo Switch 2版の予約も開始されている。
『伊達鍵は眠らない』は、特殊捜査官の伊達鍵が行方不明のイリスを探して存在するはずのないUFOを追う、『AI:ソムニウムファイル』シリーズのスピンオフ作品だ。オリジナルの『AI:ソムニウムファイル』は、打越鋼太郎氏がシナリオなどを手がけた、2019年発売の本格アドベンチャーゲームである。
同作の主人公・伊達鍵は、右目に人工知能搭載の義眼を嵌めた、先進的な捜査部隊に所属する捜査官だ。同作の東京では、犯人に左目が奪われた奇妙な猟奇殺人事件が発生。捜査官の伊達はAIのアイボゥと共に、失った記憶と因縁の殺人犯を追いかけることとなる。同作は記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー7919件中91%の好評によりステータス「非常に好評」を獲得するなど、プレイヤーから高い評価を獲得。2022年には、シリーズの新作として『AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』も発売されてきた。


本作『伊達鍵は眠らない』は、『AI:ソムニウムファイル』の後に起きた事件を描く、脱出×推理アドベンチャーとなっている。第2サイクロプス連続殺人事件が解決したあとのある日、左岸イリスはUFOに攫われ、危険な脱出ゲーム「The Third Eye Game」に参加させられていた。主人公の伊達は、行方不明になったイリスとの一縷の通信をたよりに、存在しないUFOの行方を追っていく。都内某所で見つかった異様な装置と、「psync me」と書かれた謎のメモ。みずきや龍木といったシリーズキャラクターも登場。伊達鍵を主人公に据えた、新たな事件が描かれる。なお本作で打越鋼太郎氏は、シナリオ監修を担当。ディレクターおよびシナリオは、山田和也氏が手がけている。
公開されたシステムトレーラーでは、本作を構成する捜査パート、ソムニウムパート、脱出パートの3パートが動画で紹介されている。捜査パートにおいては、第2作目で登場した目の前の相手の夢を覗き見るウィンクシンクが登場。夢の世界で真実を探すソムニウムパートはシリーズではお馴染みとなっているが、コミカルなシーンが今作でも待ち受けているようだ。
また新登場の脱出パートでは、謎解きに役立つアイテムを入手し、特定のアイテムを組み合わせるシステムも活用して進行。操作キャラクターの切り替えによって謎解きが多面的に展開するといい、動画内ではイリスと応太を切り替える様子が映されている。グレートリセットや適格者を正しく判別する「The Third Eye Game」とは何なのか。3つのパートによって、本作でも興味深い事件が展開されるようだ。
『伊達鍵は眠らない』は、Nintendo Switch/Nintendo Switch 2/PC(Steam)向けに7月25日発売予定だ。通常価格は税込5478円。Nintendo Switch/Nintendo Switch 2向けにはパッケージ版も用意されており、パッケージ版予約特典としてダイカットステッカーシートが付属するそうだ。
