ふしぎな夜の町のナゾ解きADV『Recolit』Nintendo Switch版発表、10月17日発売へ。明かりを頼りに日常の悩みを解決

 

デベロッパーのImage Laboおよびroom6は7月11日、『Recolit』Nintendo Switch版を10月17日に発売すると発表した。価格は、ダウンロード版が1650円。初回特典付きのパッケージ版も発売予定となっている。

『Recolit』は、真夜中のくらい町を明かりをたよりに進んでいく、ナゾ解きアドベンチャーゲームである。本作の主人公は、宇宙船に乗ってどこかへ向かっていたようだ。しかしある時、主人公の乗った宇宙船が不時着。たどり着いた先には、どこにでもあるようでどこか不思議な、くらい夜の町が広がっていた。真夜中の町には、くらい中で日常を続けるふしぎな人たちが暮らしている。主人公はそうした中、1人の少女と出会う。真夜中の町の営みが、謎解きと共に描かれていく。


宇宙船に乗ってやってきた主人公は、真夜中の町で過ごす人たちの気持ちに応えながら、先へと進んでいく。本作では主人公の行く先に、少し困っている人たちがいる。たとえば少年がジュースを欲しがっていたり、少女が街灯がつかなくて困っていたり、主婦がずっと信号待ちをしていたりなど、日常の悩みを抱えている。真夜中の町において、主人公は照らされた明るいところを調査可能。探索によって彼らの悩みを解決すると、新たに暗闇が照らされる。町で過ごすふしぎな人たちの悩みを解決しながら、先へと進んでいくのだ。公称プレイ時間は、2時間から4時間程度。2種類のエンディングも用意されている。


本作は、2024年2月にPC(Steam)向けにリリースされた作品だ。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で41件中95%の好評を獲得。プレイヤーからは、ノスタルジーな雰囲気やしっかりしたコンセプトなどが評価されている。今回の発表では、移植によりNintendo Switchでも本作がプレイ可能となるわけだ。


制作体制としては、宇野山むじ氏によるImage Laboがディレクションなどを担当している。Image Labの過去作としては、2022年に『わだつみのこだま』をリリース。宇野山むじ氏は、『イハナシの魔女』のアートワークなども担当してきた。また本作では、丸ダイス氏による開発チーム丸ダイスが開発協力。『さかだちの街』などを手がけてきた同チームが、プログラムやゲームデザインサポートなどを務めている。多数の作品に携わってきたクリエイターたちによる作品となるわけだ。


Recolit』Nintendo Switch版は10月17日に発売予定。ダウンロード版は税込1650円。パッケージ版は税込3980円で、特典としてサウンドトラックCDやステッカーシールが付属し、店舗オリジナル特典も用意されている。また本作Steam版は、7月12日2時まで20%オフのセールが実施されており、税込1320円で購入できる。