“誰でも遊べる”高難易度2Dアクション『モミボス』Steamにて来年1月16日配信へ。ゲームスピードが変えられる、少年少女のロードムービー風アクション

GCMは10月22日、『モミボス(MOMIBOSU)』を2025年1月16日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込1500円。

個人サークルGCMは10月22日、『モミボス(MOMIBOSU)』を2025年1月16日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込1500円。Steamでは11月10日までの期間限定で体験版が公開中となっている。

『モミボス』は、地底の村で暮らしていた少年少女が新天地を目指して旅へ出る、ロードムービー風の高難易度な2Dアクションゲームである。本作の主人公アッシュは、地底の小さな村「モグラ村」で生まれ育った少年だ。彼は村からの脱出方法を探しながら、地底での生活を続けていた。そんなある日、アッシュは村の外からやってきた人物と出会い、ふとしたきっかけから謎のドローンを手にする。少女インガーと共に地底の村を飛び出し、大きな争いで人々が分断された世界を旅していく。少年少女がさまざまな人物と出会って苦悩する、ロードムービーのようなストーリーが描かれるという。


アッシュとインガーの冒険は、高難易度の2Dアクションゲームとして展開される。2人は特殊なドローンの力によってジャンプや空中ダッシュなどができる。システム面では、敵をぶつけて解除する仕掛けなども登場。冒険の途中では、見えないものが見えるようになる装備など、さまざまなアイテムによるパワーアップも待ち受けている。精密な操作が求められるアクションやメトロイドヴァニア式の探索と成長によって、ステージやボス戦を突破していくのだ。

また本作では8方向への空中ダッシュや、攻撃時などに発生する反動を利用した高速移動など、アクションを使いこなすと縦横無尽に世界を駆け回れるという。アクションのレスポンスがよく、リトライが高速なため、ストレスなく何度もやり直せる点も特徴だろう。なお本作は高難易度と謳われているものの、誰でも遊べるゲームを目指して「スピード調整モード」が導入されている。具体的には、本作ではゲームスピードの設定が可能。ゲームスピードを下げることで、難易度を大幅に下げられるそうだ。


本作は、国内の個人開発者peng氏が手がけている。本作は「東京ゲームショウ2023」や「東京ゲームダンジョン」などへの出展を経て、開発が続けられてきた。開発の中では、キャラクターイラストの切り替え機能が導入されている。以前はドット絵だけだったが、アートにテコ入れするために線画を用いたイラストの立ち絵が後から追加。アートスタイル選択機能で、いつでも好きな方を選べるそうだ。


『モミボス』はPC(Steam)向けに、税込1500円で2025年1月16日発売予定だ。またSteamでは、11月10日までの期間限定で体験版が公開中。序盤のストーリーやアクションなどが確認できる。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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