タクティカルアクションTPS『Black State』発表。『メタルギア』シリーズに影響受けたステルス&銃撃アクション


デベロッパーのMotion Blur Studioは7月10日、『Black State』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。発売日は未定。

『Black State』は三人称視点で繰り広げられるアクションアドベンチャーだ。かつて伝説とされた軍人の主人公は、Architectsと呼ばれる秘密の科学者集団に任務を依頼される。その内容は、捕虜を救出し、大異変(a cataclysmic event)の裏側に隠された真実を暴くこと、とされている。プレイヤーは主人公を操作し、敵地に潜入したり、敵兵と戦闘を繰り広げたりすることとなるようだ。


ゲームプレイにおいては、ドアを開いたりする際に、さまざまなステージに移動するメカニクスが採用されている。ロード画面を挟まずシームレスに移動できるといい、トレイラーでも、欧米の家屋風のドアを開けると急に地下鉄の車内に移動し、車両のドアを抜けると突如敵兵が巡回する基地へとつながる、といったシーンが見られた。ドアを通じた世界ごとに秘密や挑戦が待ち構えているようで、ロケーションごとにいろいろな体験をすることになりそうだ。

また戦闘では複数の銃火器やガジェットを使用可能。ライフルやハンドガンといった銃器はもちろん、爆発を起こすガジェットの存在も確認できる。自走し、敵の周囲に煙幕を張るようなガジェットもある模様。装備を使い分け、巧みに敵の攻撃をいなしたりすることになるのだろう。


そしてゲーム内では精鋭の兵士たちに加え、Robosapiensという敵とも戦うことになるようだ。名前を鑑みるにおそらく、アンドロイド兵士のような存在なのかもしれない。ステルスプレイも重要になり、主人公は100種を超えるトドメの動き(キルムーブ)をもちあわせているとのこと。ボスとの戦いもあり、スリリングな戦闘が繰り広げられるそうだ。

本作を手がけるMotion Blur Studioは、トルコ・イスタンブールに拠点を置くゲームスタジオだ。IGNが同スタジオに対しいくつか質問をしたところによれば、Motion Blur Studioのスタッフは『メタルギアソリッド』シリーズの大ファンだという。ゲーム制作においても、同シリーズの影響を受け、奥深いストーリーテリングと、ゲームプレイの部分に注力し、3年ほどかけて開発が続けられているとのこと。発売日などの発表も含め、続報にも注目したいところだ。

『Black State』は開発中。PC(Steam/Epic Gamesストア)向けにリリース予定だ。