お下品クリッカー『A Story About Farting』、Steamにて期間限定無料配布中。クリックでおならとゲップ出しまくり

『A Story About Farting』はその名の通り、おならやゲップをテーマとしたクリッカーゲームだ。ゲップやおならをするたびに出るやけにリアルなSEを楽しみつつ、体に溜まったガスを排出させるため、お腹をクリックし続けるのだ。

LizardGamesStudioは5月31日、クリッカーゲーム『A Story About Farting』について期間限定で無料配信を開始した。期限は6月3日午前2時までとなっている。期間内にアカウントに追加することで、配布期間終了後でもプレイすることが可能だ。

『A Story About Farting』はその名の通り、おならやゲップをテーマとしたクリッカーゲームだ。本作の主人公であるFarting Fattyは汚らしいトレーラーハウスに居住するお腹の出た中年男性。プレイヤーはFarting Fattyのお腹をクリックすることでおならやゲップを誘発。ゲップやおならをするたびに出るやけにリアルなSEを楽しみつつ、体に溜まったガスを排出させるため、Farting Fattyのお腹をクリックし続けるのだ。

本作はクリッカーゲームとして、クリックを増やすほどトレーラーハウスに来客が訪れる。口髭の生えた豚や、酒を飲むゴキブリ、放屁する牛など、奇妙な住民たちと共にFarting Fattyをクリックし続けるのだ。また、Farting Fattyもクリックに応じてゲップやおならを出すだけではない変化も訪れる。クリックを続けることで訪れる下品で奇妙な展開を楽しむのだ。

本作のプレイ時間は2~4時間を想定。また、本作は100個にも及ぶ実績が用意されている。クリックをしながら実績を増やせるいわゆる「実績開放ゲーム」としても楽しむことができるのだ。

『A Story About Farting』を手がけたLizardGamesStudioによれば、本作のキャラクターデザインなどのアート面は開発者の父が手がけているという。父と息子、二人で作った作品となっているようだ。同スタジオはほかにも『Greengrocer’s』といったクリッカーゲームを手がけている。

本作は2024年4月22日にリリース。Steamユーザーレビューにて本稿執筆時点で約100件中69%が好評の「賛否両論」ステータスを獲得。おふざけに富んだ下品な内容はユーモアにあふれていて評価されている一方、その意味のない極度な下品さに対しては不評が付けられている。とはいえ、クリッカーゲームとして複雑な操作は求められず、ただクリックするだけでクリアすることができるというところが「実績開放ゲーム」として評価されているかたちだ。下品なデザインと奇妙でおふざけに富んだ展開を楽しみたい方はこの機会に遊んでみてはいかがだろうか。

『A Story About Farting』はPC(Steam)向けに日本時間6月3日午前2時まで無料配布中。

Tamio Kimura
Tamio Kimura

エンタメ大好き系ゲーマー。COOPゲームが大好き、クライム系だったらなおよし。

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