Two and a Half Studiosは10月17日、『A Date with Death』について、ゲーム内が日本語表示に対応したことを発表した。本作向けに配信されているDLC「A Date with Death – Expansion DLC」と「A Date with Death – Beyond the Bet DLC」もあわせて日本語表示に対応している。

『A Date with Death』は死神とデートをする、無料恋愛チャットシミュレーションゲームだ。本作の主人公は、いつも通り過ごしていたある日、突如謎のチャットアプリが自身のコンピューターに現れたことに気づく。それはなんと「死神」と名乗る謎の男とのチャットをおこなえる会話アプリだった。プレイヤーは謎の男との運命を感じつつも、一週間のコミュニケーションに臨むこととなる。

死神とのやりとりでは、選択肢から返答などを選んでコミュニケーションをおこなう。選択によって異なるエンディングへとつながり、死神との関係も変わっていく。そして死神とやりとりする主人公の見た目はキャラメイクが可能。多彩なパーツで外見を変更できるだけでなく、一人称や名前も変更可能。なお主人公の見た目はゲーム中にも変更が可能だ。

また部屋の内装も変えられるほか、ゲーム内でペットを飼うことも可能。プレイヤーが思い描いたキャラクター像を作り上げて、死神とのコミュニケーションを楽しめるわけだ。

本作は2023年12月8日にPC（Steam）向けにリリースされた。魅力的な死神とのコミュニケーションや、それらを彩るグラフィックが好評。また死神は一見クールなキャラクターに見えるものの、会話の方向性によっては赤面するような場面があったり、可愛げな仮装をさせることもできる。そうした「ギャップ」によって死神の新たな一面を垣間見て、虜になったプレイヤーも少なくはないだろう。本稿執筆時点ではユーザーレビューにて、1万1000件以上のうちなんと98％も好評を集める「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。

今回はそんな本作がついに日本語表示に対応したかたち。本作はもともと英語のみの対応だったものの、今回の日本語対応アップデートにより、死神とのコミュニケーションもぐっとやりやすくなったといえるだろう。なお本作向けに配信されているDLC「A Date with Death – Expansion DLC」と「A Date with Death – Beyond the Bet DLC」もあわせて日本語表示に対応している。これまで本作を楽しんでいたプレイヤーも、また英語のみの対応ということでプレイに踏み切れなかった方も、この機会に遊んでみてはいかがだろうか。

『A Date with Death』はPC（Steam）向けに配信中だ。

Kosuke Takenaka