『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』、ついに“忘らるる都ストーリー”実装へ。 あの悲劇をもう一度

7月17日よりCHAPTER9「暴かれる真実」が配信されることが発表された。

スクウェア・エニックスは7月15日、『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS(ファイナルファンタジーVII エバークライシス)』(以下、FF7EC)の新チャプターを公開した。7月17日より、『ファイナルファンタジーVII』のCHAPTER9「暴かれる真実」が配信され、ついに忘らるる都が描かれるようだ。対応プラットフォームは、PC(Steam)/iOS/Android。

『FF7EC』は、スクウェア・エニックスとアプリボットが開発する基本プレイ無料の運営型ゲームだ。『ファイナルファンタジーVII』シリーズのキャラクターを自由に編成し、ATB制のコマンドバトルやイベントなどにより育成。フィールドではデフォルメ頭身で描かれるなど原作に忠実な物語や世界観を楽しめる作品となっている。現在は『ファイナルファンタジーVII』および『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』の物語が原作をベースに更新中。また、本作オリジナルの『ファイナルファンタジー VII ザ ファーストソルジャー』についてはすでに完結しており、少年時代のセフィロスとアンジールの友情や、セフィロスの刀である「正宗」を入手する経緯が描かれる『ファイナルファンタジー VII ザ ファーストソルジャー エピソード2』も更新中だ。

そんな本作の『ファイナルファンタジーVII』について、7月17日よりCHAPTER9「暴かれる真実」が配信されることが発表された。公開された映像からは古代種の神殿、そして忘らるる都の物語が描かれるようだ。ちなみに、原作をベースにしつつも異なる展開が描かれる『ファイナルファンタジーVIIリメイク』シリーズとは違い、本作はリメイクのもう一つの可能性として「原作に忠実な物語」が描かれることが特徴。今では伝説となった“衝撃的なシーン”も忠実に再現されることになりそうだ。同じく忘らるる都までの物語が描かれた『ファイナルファンタジーVIIリバース』との違いを、この機会に比較するのもいいかもしれない。

なお、本作は2023年9月にリリースされ、『ファイナルファンタジーVII』についてはミッドガル脱出までのCHAPTER3が収録。その後、原作において必須ではなかったゴンガガやウータイでのイベント、そして好感度によって相手が変わるデートイベントなどがCHAPTER8までに描かれてきた。また原作においてはディスク3枚組で構成されており、忘らるる都はディスク1が終わるターニングポイントとなっていた。リリースから約2年かけて、ついに大きな山場となるイベントが描かれるわけだ。もちろん原作ではディスク2、ディスク3と続いていくため、新チャプターの更新にも注目されるところだ。

ちなみに本作では現在、エアリス・ティファ・ユフィの「水着」ウェアやアンジールの「リゾートスタイル」ウェアが獲得できるガチャが開催中。また、限定武器が獲得できる「海賊王の挑戦状」および「渚のユフィ出撃」イベントも開催中だ。CHAPTER9「暴かれる真実」に合わせてこちらをプレイするのもいいだろう。

『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』はiOS/Android/PC(Steam)向けに基本プレイ無料で配信中だ。

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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