美少女ハクスラ2DアクションRPG『DEAD OR SCHOOL』Nintendo Switch/PS4版は8月29日発売へ。東京の地下で武器を狩りまくれ

漫画家でゲーム開発者の木星在住氏は5月30日、『DEAD OR SCHOOL』コンシューマー版の発売日が、8月29日であることを発表した。『DEAD OR SCHOOL』は、開発中の美少女ハクスラアクションRPG。

漫画家でゲーム開発者の木星在住氏は5月30日、開発中のハクスラアクションRPG『DEAD OR SCHOOL』コンシューマー版の発売日が、8月29日であることを発表した。『DEAD OR SCHOOL』はSteamにて現在早期アクセス中のタイトル。コンシューマー版の対応プラットフォームはPlayStation 4及びNintendo Switchとなり、通常版の価格は4298円。Amazonなどで、パッケージ版の予約販売がスタートしている。

またエビテンでは、限定セットの予約が受付中だ。通常版『DEAD OR SCHOOL』に「描き下ろし抱き枕カバー・ヒサコ」「特性ICカードステッカーDoSmo」「ポストカード6枚セット」の3つが付属し、価格は10800円となっている。

『DEAD OR SCHOOL』は、ゾンビアポカリプスによって人類が地下へ避難した世界で、少女ヒサコが学校へ通うことを目標に奮闘する2DアクションRPGだ。舞台となるのは、ゾンビアポカリプス後の東京。プレイヤーは、学生生活を夢見て制服を身に纏うヒサコを操作し、並み居るゾンビなど化物と対決。近接武器、ライフルなどの小火器、ロケットランチャーやグレネードランチャーなど重装備の3種類の装備を駆使し、ゾンビ達を蹂躙していく。

ゾンビたちは死体にしては耐久力高めで、数もいるため囲まれると相応に厄介だ。また、装備にはそれぞれ耐久や残弾数が設定されているため、苦戦を強いられることもあるが、ヒサコは見かけによらず屈強な肉体を持っており、2段ジャンプやローリングを軽々しくやってのける。敵がドロップする装備群も華麗に使いこなし、ゾンビたちを手玉に取りながら東京を突き進む。各ステージは、新宿や原宿、武道館や浅草などをモチーフに作られたメトロイドヴァニア風の縦にも横にも広い形式で、ステージのどこかに待つボスを倒したらステージクリア。ボスはそれぞれ見た目もモーションもユニークで、固有の弱点やパターンにきちんと対応しなくてはならないため、アクションゲームとしての期待にもしっかり応えてくれる。

本作の特徴は、上記のように硬派な2Dアクションと、装備にランダムで付随する効果にある。オプションは、耐久や装弾数の増加、攻撃力の上昇といったシンプルなものから、耐久が倍減る代わりに攻撃力アップ、装備中は自動的に攻撃してくれるビットを召喚するものなど、多彩なものが実装されており、ゾンビとの戦闘にエッセンスを加えてくれる。さまざまな装備を獲得していく、いわゆるハクスラ的な楽しさがゲームの核に据えられているわけだ。また言うまでもなく、目を惹く魅惑的なイラストも本作の魅力の一つ。ヒサコが可愛いのは勿論、ストーリーの進行やサブクエストの達成など、要所で表示される一枚絵は、ゾンビとの戦闘に疲れた心を癒やしてくれることだろう。

本作は、制作代表とグラフィックを担当する木星代表氏、プログラムを担当する山口氏、ゲームデザインを担う二宮氏の3人で開発されている。2018年7月にSteamで早期アクセスがスタートした際には、1日で売上100万円を達成し、話題となっていた。また、代表を務めている木製在住氏は、『機械人形ナナミちゃん』を連載中の漫画家でもある。『DEAD OR SCHOOL』を通じて氏のイラストが気に入った方は、そちらに目を通してみるのも良いだろう。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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