一人称ダークファンタジーARPG『フェイトキーパー』約4か月で売上“50万本”突破。ドでかスキルツリーで脳筋から属性特化まで、剣と魔法と錬金術の自由ビルド

THQ Nordicは10月21日、Paraglacialが手がける『Fatekeeper』の販売本数が50万本を突破したと発表した。

パブリッシャーのTHQ Nordicは10月21日、Paraglacialが手がける『Fatekeeper(フェイトキーパー)』の販売本数が50万本を突破したと発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、現在早期アクセス配信中だ。

『フェイトキーパー』は、一人称視点のダークファンタジーアクションRPGだ。舞台となるのは、かつて大災厄に見舞われた世界。プレイヤーはドルイドとなり、剣や魔法を駆使して古代の遺跡や地下洞窟などを探索していく。シングルプレイ専用タイトルとなっている。

本作では、剣や斧、短剣、メイスといった近接武器と、多彩な魔法を組み合わせた戦闘が展開される。敵にはそれぞれ行動パターンや弱点があり、敵の攻撃を防御したり、パリィしたりしながら反撃していく。また、炎や氷といった属性魔法に加え、敵や物体そのものに干渉する魔法も存在。魔法を駆使することで、敵を崖から突き落とすほか、壁を破壊し、がれきで敵を押しつぶすといった戦術も可能だ。敵の動きを読み、どこでどう戦うかが勝利への鍵となる。

キャラクター育成については、自由度の高いスキルツリーが用意されており、近接攻撃や魔法、耐久力など、伸ばす能力によって戦い方が大きく変化する。たとえば、氷属性魔法で敵を凍結させ、メイスやハンマーといった鈍器で粉砕する凍結粉砕ビルドが組める。さらに炎魔法を強化し、発射する弾の数を増やしたり、壁を使った跳弾を活用したりする炎特化型ビルドや、短剣をブーメランのように扱う短剣ビルドなど戦い方はプレイヤー次第。単純に攻撃力を高めるだけでなく、からめ手などを主体としたトリッキーな戦闘も楽しめるわけだ。

そして、本作の特徴の一つが、「錬金術」システムだ。3つの素材を合成することで、回復用のポーションや武器に塗布する薬、手投げ爆弾などを作成可能。各素材には固有の効果があり、組み合わせを自由に試せるほか、レシピを発見することで特殊なアイテムも作成できる。また、こうした消耗品に関連したスキルも存在する。アイテムの性能を高めたり、効果時間を延長したりするほか、使用時に一定の確率でアイテムが消費されなくなるといった便利なスキルを習得可能だ。近接武器、魔法、消耗品の3つを平均的に育てていくのか、それとも一芸に特化させるのか。自分だけのキャラクターを鍛え上げ、ダークファンタジー世界を踏破するのだ。

『フェイトキーパー』は、6月3日から早期アクセス配信を開始した。早期アクセス開始時点では約2時間、正式リリース時には約15時間のプレイ時間を想定しているという。つまり、現時点では製品版の一部を遊べる段階であり、今後のアップデートでシナリオや新システムなどを追加していく方針だ。

本作は、早期アクセス配信開始時から注目を集めており、最大同時接続プレイヤー数は本稿執筆時点で6442人を記録(SteamDB)。Steamユーザーレビューは約1万1000件中80%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。そんな本作の販売本数が、この度50万本を突破したと発表された。早期アクセス配信開始から約4か月でハーフミリオンを達成するという、好調な売れ行きを見せている。

本作については、今後の計画も明かされている。まず、今年秋に予定されている最初の大型パッチでは、パッド操作への対応をはじめ、サウンド全般の刷新、複数言語へのローカライズなどを計画しているという。開発元は、英語とドイツ語以外の言語について、パブリッシャーのTHQ Nordicが提携するプロの翻訳者が担当するとしている。世界観が印象的な作品なだけに、日本語への対応にも期待したいところだ。

さらに今年冬には、新たなエリアや敵を追加する大型アップデートを計画している。同アップデートでは、新たなキャンペーンコンテンツが登場し、プレイ時間にして約1~2時間分のゲームプレイが追加されるという。加えて、新モード「Arena Mode」の実装も計画中。こちらは本編から独立したモードだが、一方を進めると、もう一方のモードでも恩恵を受けられるシステム、いわゆる“メタ進行”システムを検討しているとのことだ。

このほかにも、新たな武器やアミュレット、タリスマン、ポーションなどを追加予定。アイテムを拡充するとともに、探索でしか入手できない消耗品なども搭載する方針だという。すでに50万本を売り上げた本作が、今後のアップデートによってどのように進化していくのか、引き続き注目したい。

『Fatekeeper(フェイトキーパー)』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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