Steamで好評率99%『アリスと彼岸』、メルヘン世界で“物騒すぎるTRPG風冒険”が熱い人気に。「戦わずズルく勝てる」自由で不穏なおとぎ話

2P Gamesは10月16日、Hanamiriroが手がける『アリスと彼岸』を配信開始した。さっそく好評率99%のまま高い評価を集めている。

パブリッシャーの2P Gamesは10月16日、Hanamiriroが手がける『アリスと彼岸』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は配信直後から高い評価を集め、Steamユーザーレビューは「非常に好評」ステータスを獲得している。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『アリスと彼岸』は、シングルプレイ専用のTRPG風カードアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、カードでできたおとぎ話の世界「彼岸」。彼岸に迷い込んだ少女「アリス」は、元の世界へ帰るため、不思議な住人たちと出会いながら、町に隠された秘密を解き明かしていく。しかし、このかわいらしいおとぎ話の世界には、“別の顔”も隠されているようだ。

本作の特徴は、世界を構成するさまざまな要素がカードとして表現されている点だ。3×2マスのフィールド上には、風景や人物といった物語を形作るカードが並んでいる。そうしたカードに、手札の行動カードやアイテムカードをドラッグすることで、さまざまな反応が起きる仕組みだ。また、行動次第で新たな場所やキャラクターのカードを発見できるほか、探索で集めた素材を組み合わせて道具を合成したり、スキルポイントを消費して新たな能力カードを解放したりすることも可能だ。

そして敵との遭遇時には、さまざまな解決方法が用意されている。攻撃だけでなく、相手を観察したり、友好的に接したりすることも可能。挨拶や“肘打ち”を繰り出すほか、幻覚作用のあるキノコを商人にこっそり与えるといった行動もとれる。ただし、暴力や窃盗をおこなうと悪名が上昇するなど、強引な手段には相応のリスクも伴っている。どのような手段を選ぶかによって、相手の反応やアリスの評判も変わってくるわけだ。

個性的な登場キャラクターたちも、本作の特徴の一つだ。主人公のアリスをはじめ、大げさな口調で荒唐無稽なことを語る「メリー」、気まぐれで怠け者の「三月ウサギ」、何やら秘密を抱える研究員の「ノア」などが登場。ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」を思わせるキャラクターや世界観が描かれる。一方で、物語が進むにつれて、不穏なカードやCGシーンが登場するなど、心理ホラー要素も特徴となっている。

『アリスと彼岸』は配信後すぐさま好評を博し、Steamユーザーレビューは本稿執筆時点で171件中99%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。本作は、カードを駆使した自由度の高いゲームプレイが持ち味だ。一つの出来事に対して複数の解決方法が用意されており、相手を力ずくで倒すだけでなく、アイテムを盗んで戦闘を回避することも可能。プレイヤーの発想次第で、思わぬ突破口が見つかることもある。また、絵本のようなかわいらしいビジュアルとは裏腹に、物語が進むにつれて心理ホラーの様相を帯びていく点も特徴的。こうしたゲームプレイや予想を裏切るストーリー展開などが評価されている。

なお、開発元は今後もプレイヤーからの意見を取り入れ、ゲームの改善を続けていく方針を示している。配信直後から複数回のアップデートも実施しており、謎解きの難度調整やサブクエストの進行手順の簡略化、オートセーブ地点の追加などがおこなわれた。カードでできたおとぎ話の世界が気になる方は、プレイしてみてはいかがだろうか。

『アリスと彼岸』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして10月30日までは定価から10%オフの945円で購入できる。ゲーム内は日本語表示に対応している。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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