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奈良県橿原市が“『ストリートファイター』シリーズ活用”まちづくりを推進。歴史の街で進む「ストリートファイターストリート」構想
奈良県橿原市は10月19日、カプコンの『ストリートファイター』シリーズを活用したまちづくりを推進していくと発表した。

奈良県橿原市は10月19日、カプコンの『ストリートファイター』シリーズを活用したまちづくりを推進していくと発表した。
橿原市は、奈良県のほぼ中央に位置し、古代から交通の要衝として発展してきた街だ。都である藤原京がかつて存在した土地としても知られ、今年7月には藤原宮跡をはじめ、市内の4つの遺跡を含む「飛鳥・藤原の宮都」がユネスコ世界文化遺産に登録されている。

橿原市は、カプコン創業者の辻󠄀本憲三󠄀氏が同市出身というつながりもあって、かねてより『ストリートファイター』シリーズを活用したまちづくりがおこなわれてきたという。藤原京創都1300年を記念して1995年に藤原宮跡で開催された「ロマントピア藤原京’95」にカプコンがパビリオンを出展し、オリジナルアニメ「ストリートファイターII よみがえる藤原京~時を駆けたファイターたち」を上映したことを起点とし、両者は2022年8月30日に包括連携協定を締結している。
その後、市内にはリュウ・春麗・ケン・エドモンド本田の4体の銅像が設置されたほか、デザインマンホールの設置、近鉄・JRの駅名標装飾の実施、「橿原市×ストリートファイター周遊マップ」の発行など、街の各所へ取り組みを広げているそうだ。ちなみに春麗の銅像に関しては、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングによって制作・設置が実現したとのこと。


そして橿原市は、「飛鳥・藤原の宮都」の世界文化遺産への登録決定を受けて、同市にはこの秋さらなる関心が寄せられることが見込まれるとし、カプコンとの連携を今後も拡大し、さらなる観光誘客と市内周遊の促進に生かしていくとした。
「飛鳥・藤原の宮都」を訪れる観光客を迎える玄関口となる近鉄大和八木駅では、『ストリートファイター』シリーズの世界観に触れることができる「ストリートファイターストリート」の構想が進んでいるとのこと。
すでに、駅北側の壁面には高さ約2.7m/幅約9mの巨大壁画があり、リュウや春麗をはじめとする29体のキャラクターが、ゲームのキャラ選択画面風に表現されている。また、駅構内の階段やホーム待合室にもキャラクターの装飾が施されている。ほかにも、近鉄大和八木駅と近鉄橿原神宮前駅では、リュウ役・春麗役の声優による構内放送が市内の見どころを紹介(2026年7月31日から1年間)。また、近鉄大和八木駅周辺では、リュウの銅像や、リュウと春麗のデザインマンホールも見られるそうだ。


また今後に向けては、駅前のストリートファイターストリートを中心にオブジェを増やしく方針だとし、「ストリートファイターオブジェ制作プロジェクト」として、5体目以降のオブジェ制作に向けた寄附を現在募っている。銅像に限らず、道での飛び出し注意を促す「とびだしくん 本田バージョン」などを制作するアイデアもあるようだ。
橿原市の担当者は、カプコンとの包括連携協定締結以降には、同社の協力のもと『ストリートファイター』のキャラクターを使用したさまざまな取り組みをおこない、また行政だけでなく、個人、企業、団体など多くの協力も得ながら事業を進めてきたと述べる。ただ、まだまだ道半ばであり、今後は近鉄大和八木駅周辺を中心に市内各所へと展開していきたいとし、ぜひ橿原市に足を運んでほしいと呼びかけた。
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