Global Sites
ナラティブ探索ADV『[AFANTASIA]』発表。失った記憶の手がかりを求めて少年が町を探索する、スタジオサザンカのパブリッシング参入第1弾
スタジオサザンカは10月2日、パブリッシング事業参入の第1弾タイトルとして『[AFANTASIA]』を発表した。

デベロッパーのスタジオサザンカは10月2日、インディーゲームのパブリッシング事業を開始するとし、その第1弾タイトルとしてnoidnoidnoidが手がける探索アドベンチャーゲーム『[AFANTASIA]』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
本作は、記憶喪失の少年が、頭に響く謎の声に導かれて町を探索する物語主導の作品だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『[AFANTASIA]』の主人公である少年は、ある日故郷の町テンポの桟橋で目を覚ます。少年はすべての記憶を失っていたが、「都会へと向かわなければならない」という感情だけは残っていた。そして彼は、失った記憶の手がかりを求めてテンポの町を探索する。
本作では、イントルージョンと呼ばれる頭の中に響く謎めいた声に導かれ、また欠落した記憶と想像力の両方を駆使しながら探索することになるという。テンポにはありとあらゆるものに謎が隠されており、すべてを調べていくことで、主人公の欠落した記憶が浮き彫りになっていく。
その中でプレイヤーは、町に暮らす人々の記憶や後悔を、まるで自分の記憶のように追体験することに。そして追憶の旅を経て、主人公はテンポに残るのか、都会へ向かうのか、また彼は何者なのか、あるいは何者になるのか、といった選択がプレイヤーに委ねられるという。


本作の開発元noidnoidnoidは、ブラジルに拠点を置くスタジオだ。本作は2023年頃から開発が続けられており、今回スタジオサザンカが販売を担当することが決定。同スタジオは、これによって本作の開発体制が確保されたとし、今後開発を加速させていく旨を述べている。また、日本語を含む多言語対応も正式に決定したとのこと。
スタジオサザンカは、かつてバンダイナムコやNetEase Games傘下の桜花スタジオに所属し、『聖剣伝説 VISIONS of MANA』のディレクターなどを務めた小澤健司氏が2024年12月に設立した、東京に所在するスタジオだ。自社でのコンソールゲーム開発・販売および他社開発タイトルのためのプロデュース・開発協力をおこなうなか、今回インディーゲームのパブリッシング事業にも乗り出した格好である。
小澤氏は本作について、「色々な創作活動のさなか、無から有を生み出すアイデアの泉が枯れたような気分になってきたり、頭の中が堂々巡りでいっぱいになって、イメージする力を失ったり…。クリエイターなら誰しも一度は経験する、””あの感じ””こそが[AFANTASIA]で扱われるテーマです」とコメント。
また、「シュルレアリスム的なアートの美しさはもちろんのこと、この題目に向かって真っ向勝負しているゲームであることが、個人的にはこのタイトルに大きく惹かれたポイントでした」として、パブリッシング事業の第1弾タイトルに選んだ理由を明かしている。
ちなみにスタジオサザンカの公式サイトによると、本作に続くパブリッシングタイトルとなるアクションゲームのプロジェクトも水面下で進行中のようだ。また。同スタジオ自身が手がけるアドベンチャーゲームも、未公開タイトルのひとつとしてリストアップされている。小澤氏は以前弊誌の取材に対し、Unreal Engineを使って小規模な開発を進めながら、いずれはオリジナルのPC/コンソールタイトルを開発していくとしていた(関連記事)。
『[AFANTASIA]』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。