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“月をペンキで塗りつぶす”ゲーム『Paint the Moon』発表。ビームや弾幕で衛星ペンキまみれ、塗り終えたら「次の月」へ向かうチル塗装作業
Quirky Duck Studiosは9月29日、『Paint The Moon』を発表した。

デベロッパーのQuirky Duck Studiosは9月29日、『Paint The Moon』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Paint The Moon』は、月面を丸ごとペンキで塗りつぶしていく、シングルプレイ専用のシミュレーションゲームだ。プレイヤーに与えられる仕事は、月を1平方フィートずつ塗ること。決められた模様や正しい塗り方などはなく、好きな色を選び、自分なりの月を作り上げていく。

ゲーム開始時に使えるのは、月面へまっすぐ塗料を照射する「ペイントビーム」だ。塗装した範囲に応じて資金を獲得でき、そのお金を使って道具をアップグレードしていく。ペイントビームでは、塗装範囲となる「SIZE」や照射速度にあたる「SPEED」を強化可能。画面上部には月全体に対する塗装率も表示され、作業を進めるにつれて数字が少しずつ増えていく。

資金を貯めれば、新たな塗装方法もアンロックされる。Steamページでは、塗料を爆発させるように広範囲へ撒く「BOMB」や、複数地点へまとめて塗料を降らせる「BARRAGE」、一直線に塗装する「LANCE」といった道具が確認できる。最初は一本のペイントビームから始まる月面塗装も、ゲームを進めることでより大掛かりな手段へと広がっていくわけだ。

使用する色も自由に切り替えられる。赤やオレンジ、黄色、緑、青、紫など複数のカラーが用意されており、月面を帯状に塗り分けたり、一色で丸ごと染め上げたりすることも可能。月全体を紫色に染めたうえで黒い丸を描くことで、ボウリングの玉のように仕上げることもでき、効率だけでなく模様作りも楽しめるようだ。

そして月を100%塗り終えると、その完成品は「コレクション」へ追加される。本作ではひとつの月を塗り終えると、次の月へ移って再び塗装を進めていく仕組みだ。また、自由に塗装するだけでなく、異なる目標やチャレンジが設定された任意の契約も用意されるという。ゲーム内には「UNIVERSAL PAINT LTD」の看板が掲げられた作業部屋も登場し、そこには模様の異なる多数の月がずらりと飾られている。

本作の開発を手がけるのは、イギリスの個人デベロッパーQuirky Duck Studiosだ。同デベロッパーは「複雑さを増やさず奥深さを追求する」ことを掲げ、これまでにもさまざまなゲームを制作。2024年には、クエストに縛られず自由に生きるサンドボックスRPG『Forma』のデモ版を公開し、2025年10月には魔法カードを組み合わせて戦うローグライトカードゲーム『Stackmancy』をSteam向けに配信した。
現在は、ほかのプレイヤーが作ったビルドを相手に戦う非同期対戦ローグライク『Aether League』も開発中。また、itch.ioではインクリメンタルゲーム『Breakfront』のプロトタイプを公開するなど、ジャンルをまたいで作品制作を続けている。そんなQuirky Duck Studiosが新たに手がけるのが、月を丸ごと塗りつぶすという一風変わった『Paint The Moon』だ。思い思いの月を塗り上げたい方は、ウィッシュリストに登録しておくとよいだろう。
『Paint The Moon』はPC(Steam)向けに配信予定。
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