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最大4人協力“幽霊聞き込み”ホラー『That Which Remains』発表。マイクで質問して正体特定、ノルマやストレスと戦う社畜ゴーストバスターズ
Interdimensional Gamesは9月29日、Remaining Gamesが手がける『That Which Remains』を発表した。

パブリッシャーのInterdimensional Gamesは9月29日、Remaining Gamesが手がける『That Which Remains』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『That Which Remains』は、最大4人で協力して幽霊を調査・捕獲するSFホラーシミュレーションゲームだ。舞台となるのは西暦2250年ごろ。人類は戦争や物資不足、さらには“死”すら克服しているが、そんな未来社会を支える動力源が「Enticine」だ。その正体は「Neurospatial Parasitic Entities」、いわゆる幽霊から得られる“液状のトラウマ”。プレイヤーは過去の時代から連れ去られた「Relic」となり、時空を越えて各地へ向かい、Enticineを回収することになる。

各地の幽霊が出現するエリアでは、まず周囲を調査して痕跡を集め、その正体を突き止めていく。手がかりとなるのは、電磁場(EMF)の反応や異常な温度変化、カメラ越しにしか確認できないオーブ、ポルターガイストなどさまざま。トレイラーでは温度計を手に屋内を調べたり、レーザーを張って幽霊の痕跡を捉えたり、カメラで幽霊そのものや証拠を撮影したりする様子も確認できる。証拠だけでなく幽霊の性格や反応なども記録し、その種類を絞り込んでいくようだ。

さらに本作では、マイクを使って幽霊と直接会話できる独自技術「V.O.I.C.E.(Vocalizing Our Important Choices Engine)」が用意される。幽霊との交信装置「Spirit Box」を起動して実際に話しかけると、ゲーム側が発言内容を認識。幽霊の名前を尋ねたり、挑発したり、犠牲者に何が起きたのか聞いたりでき、それぞれから返答を得られるという。会話は数百種類が用意され、幽霊ごとに性格やプレイヤーの言動に対する反応も異なるとのこと。また、チーム内では近距離ボイスチャットとトランシーバーを使い分けられる一方で、幽霊はこちらの声を常に聞いているようだ。

もちろん、幽霊がおとなしく調査に付き合ってくれるわけではない。なかには調査機器に抵抗するものがおり、プレイヤーへの憑依、ドアの開閉、物体の投擲、照明への干渉などを引き起こす。窓や家具を破壊したり、炎や電気を操ったりする存在も登場するという。さらに24時間の昼夜サイクルと天候変化が存在し、時間帯や天候によって難易度だけでなく、獲得できる経験値や報酬なども変化する。

幽霊の正体を特定した後は、罠や捕獲用の装置を使ってEnticineを抽出する。トレイラーでは幽霊を捉えたのち、装置によって資源を回収する一連の流れも披露されている。本作では幽霊の種類を特定して終わりではなく、捕獲して持ち帰るところまでが仕事というわけだ。加えて、プレイヤーには日ごとに納入ノルマが課されており、その日の終わりまでに必要量を確保しなければならない。ノルマを超えて集めた分は拠点の電力へと回され、設備のアップグレードなどに利用可能。日を追うごとにノルマも増えていくため、幽霊調査を続けながら必要量を稼ぎ続けることになる。

拠点へ戻れば、次の出動に向けた準備も待っている。本作では疲労や恐怖、精神的な負荷が「Sanity」というひとつの数値にまとめられており、自室で眠るほか、コーヒーを飲んだり、バスケットボールやチェスで遊んだりすることで回復可能。拠点を強化すれば、Sanityを回復する「Serenity Chamber」なども利用できるようになる。
そのほか、報酬として得たリソースから新たな調査道具をクラフトできるほか、拠点に蓄えた電力を使って施設を強化し、新たな装備やアップグレードを解放可能。プレイヤー自身にも成長要素が用意され、スクリーンショットではスタミナ関連の強化や歩行速度、走行速度を高めるスキルなどを確認できる。幽霊を調査して資源を持ち帰り、その成果を次の出動へつなげていくのだ。

本作の開発を手がけるRemaining Gamesは、Interdimensional Games (iDGi)が新たに立ち上げたレーベルだ。『That Which Remains』は同レーベルの第1作となる。iDGiは2006年設立のカナダを拠点とするインディーデベロッパーで、今回の作品は3人のチームが主に余暇を使って制作してきたという。現時点のビルドには、「調査、特定、捕獲」までの基本的なゲームループに加え、18種類の調査道具、昼夜や天候の変化、デイリーノルマ、クラフト、拠点強化などが実装済み。探索先は5か所用意され、シベリアの刑務所からルイジアナの農家まで登場するとされている。一方で、ストーリーや各マップに合わせたアートデザイン、ボイスなどは今後さらに追加していく予定だ。
早期アクセス期間は少なくとも1年間を見込んでおり、期間中には異なる時代や地域を舞台とする新たなエリア、装備や幽霊の追加、サバイバル要素、キャラクターカスタマイズなどを拡充する計画。SteamやDiscordを通じて、バランスや幽霊の挙動、マップ、成長システムなどについてフィードバックを募る方針だ。幽霊の正体を調べ、会話し、最後には捕獲して未来社会の資源として持ち帰る『That Which Remains』。最大4人で挑む“幽霊回収業”が気になる方は、ウィッシュリストに加えて続報を待ちたい。
『That Which Remains』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信予定。
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