武侠バトロワ荷物整理『バックパック江湖』中国語圏でさっそく人気炸裂。門派を選んでアイテム整頓、群雄割拠な“『バックパック・バトル』風”非同期対戦ゲーム
背包工作室は4月3日、荷物構築型のローグライト対戦ゲーム『バックパック江湖』の配信を開始した。

デベロッパーの背包工作室は4月3日、荷物構築型のローグライト対戦ゲーム『バックパック江湖』の配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はすでに「非常に好評」ステータスを得ており好調な滑り出しを見せている。ゲーム内は日本語表記に対応している。
『バックパック江湖』は荷物整理を軸にしたバトロワ型対戦ゲーム。オンラインマルチに対応しており、数十名におよぶ他プレイヤーとの非同期による対戦が可能となっている。プレイヤーは戦闘でのドロップやショップなどにて武器・アイテムを入手し、バックパックに収納していく。戦闘はオートバトルとなっており、バックパックに詰め込んだアイテムが自動的に発動していく。バックパックのスペースは限られているため、空間をいかに効率よく活用するかが重要となってくる。
ストアページによると、本作は2024年に発売された人気荷物整理ゲーム『バックパック・バトル』に武侠の要素を組み込んだ作品であるという。中国武術を題材にしたさまざまな門派が実装されており、現時点では少林派、武当派、華山派、五毒派、血刀門、丐幇、唐門、六扇門、逍遥派といったクラスがある。選択した門派によって初期バッグや初期アイテム、スタート地点が異なり、道中で手に入るアイテムやイベントにも違いが生まれる。

本作では、中国・江湖を舞台にしたワールドマップに数十人のプレイヤーが集まり、中央にある目的地「華山」を目指してそれぞれコマを進めていく。マスごとにNPCとの戦闘やショップなどさまざまなイベントが発生するが、他プレイヤーとマス目が重なると、非同期の対人戦闘が開始する。戦闘で敗れてもハートを失うだけで直ちにゲームオーバーとはならないが、ハートをすべて失うとバトルロイヤルから脱落となる。最終地点となる華山頂上を目指して進み続け、敵を全員倒して最後の一人を目指すのだ。
なお、本作は非同期によるオンライン対戦となっており、同じフィールド上にいる他のプレイヤーは過去のデータを参照している。プレイヤーはいつでもゲームを一時停止することが可能。何を買ってどう整理するか、時間をかけてじっくり考えて決断を下すことが出来る。
戦闘は完全なオートバトルとなっており、所持するバックパックに詰め込んだアイテムや武器がそれぞれのクールタイムごとに次々と発動していく。こうして相手のHPを先に削り切ると勝利となる。そのためバックパックの限られたスペースにどのようにアイテムを配置するかが勝敗を左右する。序盤は容量が少ないものの、進行に応じて拡張が可能となり、より多くの装備を詰め込めるようになる。バックパックの拡張とともにインフレーションしていく性能が本作の魅力だ。

アイテムには主に「武器」と「技」がある。「武器」はそれ自体は攻撃能力を持たないものの、プレイヤーの攻撃力を底上げしたり、隣接するアイテムを強化する役割を持っている。そして「技」はクールタイム毎に敵に対して攻撃を発動する。ただしTPに相当する“内力”を消費するのでバランスを考えた収納が大切だ。また自身の防御力を底上げする「装身具」や回復能力を持った「食料」など、多種多様なアイテムがある。アイテムは商人から購入したり、敵を倒すことで追加していくことができる。
さらに武器にも「剣」や「刀」、「拳套」などバリエーションが存在し、武器に応じた「技」を隣接させることで相乗効果が得られるシステムとなっている。隣接関係によってバフが生じるアイテムも多く、単なる収集だけでなく配置そのものが戦略となる点が特徴だ。また、特定のアイテム同士を隣接して戦闘を終えると、より強力なアイテムへと進化するシステムも用意されている。強力なアイテムほど大きなスペースを占有するため、バックパックの拡張やアイテムの向き調整を駆使して、最適な「収納」を目指すのだ。
ちなみに、ワールドマップ上では敵プレイヤーを偵察し、バックパックの中身を確認することが可能。これにより、強敵を避けるルートを選択するといった立ち回りが出来る。一方で、敵を倒せばそのビルドからアイテムがドロップするため、欲しい装備がある場合はあえて戦闘を仕掛けにいくのもよいだろう。

本作は記事執筆時点でSteamで約200件のユーザーレビューを集めており、うち80%が好評とする「非常に好評」のステータスを得ている。また最大同時接続者数は2000人以上を記録している(SteamDB)。なおユーザーレビューの多くが中国語ユーザーで占められており、簡体字と繁体字をあわせたレビューの割合は全体の約93%にものぼる(Steam Scout)。中国武侠がテーマということもあってか、やはり中国語圏を中心に話題を集めている様子が確認できる。
本作は『バックパック・バトル』のフォロワー作品であるものの、ワールドマップ上で他プレイヤーの動向を探りながら、積極的に戦闘していくのか、身を潜めて装備の補強に集中するのかといった新しい戦略性を生み出している。UIの分かりづらさやアートスタイルの貧弱さを指摘する声は多いものの、中国武侠を題材にした豊富なクラスや中毒性の高いオートバトルが高く評価されているようだ。
『バックパック江湖』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして、4月17日まで定価の15%オフとなる税込1360円で発売中だ。本作はデモ版も配信されており、華山派、少林派、武当派、毒派の門派で、制限なくプレイ可能となっている。本作が気になった方は試しにプレイしてみてはいかがだろうか。
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