Steam長寿ハクスラARPG『Hero Siege』13年目にして“ログイン戦争”も発生の大盛況。賛否ありつつも人気爆発
Panic Art Studiosは4月3日、『Hero Siege』のシーズン9を開始。Steamでは過去最高の同時接続プレイヤー数を記録している。

デベロッパーのPanic Art Studiosは4月3日、『Hero Siege』のシーズン9を開始した。多数の新要素が展開されるとともに、同日に発売となった海外PS5版とのクロスプレイも解禁されており、Steamでは過去最高の同時接続プレイヤー数を記録している。
『Hero Siege』は最大4人でのマルチプレイに対応する、ハックアンドスラッシュ(ハクスラ)要素を持ったアクションRPGだ。プロシージャル生成されるマップを舞台に、敵を倒して経験値やレアアイテムを収集。ユニークなスキルツリーを備えたキャラクターを強化し、さらに強い敵へと挑んでいく。本作は2014年1月にSteam向けにリリースされ、今年で13年目に突入。『Path of Exile』や『Diablo』にも似たアクションRPGのいいとこどりをしたようなゲームプレイに定評がある。


先日4月3日に、本作のシーズン9が開幕となった。このシーズンではIncarnation Tree」や「Ether Tree」といった成長要素が新たに追加され、やりこみ要素が拡充。また計6つのDLCクラスが無料開放された。また同日にはPC版とのクロスプレイも可能な海外PS5版がリリース。新シーズンの詳細はパッチノートを参照されたい。
そんなシーズン9の開幕により、Steamで1万6000人を超える同時接続プレイヤー数を記録(SteamDB)。昨年3月のシーズン6開幕時にも1万人を超えるプレイヤーが集い、最高記録を更新していたが、今回さらに数字を延ばしたかたちだ。

なおこうした人気によりサーバーは逼迫し、新シーズン初日にはサーバー障害が発生。ログインのための待機列が用意されるも、数時間待たされたという報告も上がっている。Panic Art Studiosによれば、もともと2万人のプレイヤーを想定していたもののそれを遥かに上回るプレイヤーが集まり、サーバーが過負荷に陥ってしまったとのこと。なかでも、昔のプレイヤーがここまで多く戻ってくるとは思っていなかったと述べている。新シーズンにあわせてPC版が賑わったのと同時に、海外PS5版でもSteam版と同等かそれ以上に多くのプレイヤーが集っているのかもしれない。同スタジオは技術的な問題を全て把握しているといい、時間をかけて慎重に解決に向けて取り組む姿勢を表明している。
嬉しい悲鳴も聞かれる一方で、評価面での苦戦も浮かび上がっている。全期間でみると、約3万5000件中67%の好評率で「賛否両論」ステータスとなっているが、アップデートが配信された4月3日以降のレビューに絞り込むと、本稿執筆時点では444件中32%が好評とする「やや不評」を示している。前述した開幕直後の不具合が主な理由となっているが、既存プレイヤーからは毎シーズン同様の問題が発生していたとして、対策不足への批判なども寄せられている。
なお開発元のPanic Art Studiosはフィンランドに拠点を置くスタジオだ。同スタジオは小規模ながらも本作を12年という長期間開発・運営し続けており、このたびは過去最高の盛り上がりを迎えているかたち。不具合の改善により評価を盛り返せるか、また今日の人気を糧にさらなる長期運営に繋げていけるかは注目される。
『Hero Siege』はPC(Steam)向けに配信中。価格は税込920円で、ゲーム内は日本語表示にも対応している。海外PS5向けにも発売されている。
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