『スーパーマリオメーカー 2』の“コース職人”が「突如コースが300以上削除されている」と報告し、任天堂に悲しみ訴える。コースの「ハッシュタグ」が原因か

Nintendo Switch向けアクションゲーム『スーパーマリオメーカー 2』において、あるユーザーが作成・共有したコースが任天堂によって次々に削除されているとコミュニティに注意喚起した。

YouTuberのDolph1n氏は4月6日、Nintendo Switch向けアクションゲーム『スーパーマリオメーカー 2』において、ユーザーが作成・共有したコースが任天堂によって次々に削除されているとしてコミュニティに注意喚起した。

本作は、『スーパーマリオ』のコースを自由に作って遊べるゲームだ。100種類以上用意されたパーツを組み合わせてオリジナルのコースを作成でき、ルートに配置してワールドを作ることも可能。また、同シリーズ各作品をモチーフにした見た目や操作を導入するシーンスキン・ゲームスキンといった機能も収録されている。

『スーパーマリオメーカー 2』は、Nintendo Switch向けに2019年6月に発売。作成したコースはオンラインで共有でき、世界中のプレイヤーに遊んでもらえるとあって、これまでに多数のコースが投稿され、時にはその難易度の高さなどで話題になることも。YouTuberのDolph1n氏は、そうした“職人”のひとりとして発売以来数々のコースを作成・投稿してきた人物であるが、最近になって300以上のコースが削除されてしまったという。

Dolph1n氏によると、任天堂は同氏のコースの削除理由について、ニンテンドーアカウント利用規約に違反するコンテンツであるためであると説明。具体的には「Advertising」行為を指摘されたという。ニンテンドーアカウント利用規約では、禁止事項として同サービス内での「宣伝、広告または勧誘」が挙げられており、これに該当したと判断されたものと考えられる。

任天堂は、Dolph1n氏のコースの何が宣伝行為に当たるのか説明していないとのこと。ただ同氏は、コースの説明文に添えた「ハッシュタグ」が問題視されたのではないかと推測している。SNS上でも、さまざまなユーザーのコースが突然削除されている事態に触れ、ハッシュタグが原因かもしれないといった声が聞かれる。

本作のコース作成時には、コース名を決めるほか説明文を書き込むことも可能。Dolph1n氏ら本作のコミュニティでは、そこにハッシュタグを使うことが一般的だそうだ。ハッシュタグ自体が本作のゲーム内にて特定の機能を持つわけではないが、ハッシュタグによってどういったスタイルのコースかを示すユーザー文化があるとのこと。

たとえばDolph1n氏の使用するところでは、ノコノコの甲羅を使ったトリックで攻略を目指すコース「#TeamShell」、非常に的確な移動・ジャンプ操作が求められるコース「#TeamPrecision」といったハッシュタグが存在。「#TeamShell」のコースは累計1万種類ほど作成されているという。ほかにもさまざまなコースの属性がハッシュタグ化され、コミュニティ内で利用されてきたそうだ。

現時点で任天堂は本件について公式に反応は示しておらず、本当にハッシュタグが原因でコースが削除されたのかどうかはっきりしない。Dolph1n氏としては、コース投稿の規約は守っているとし、考えられる原因はハッシュタグくらいしかないと判断するに至ったようだ。ただし現段階では、ハッシュタグを持つコースすべてが削除されているわけではないとし、奇妙な状況であると述べている。

また、任天堂に削除されたコースはロックされた状態にあり、作成者がハッシュタグを消して再アップロードすることはできないとのこと。Dolph1n氏は任天堂に対し、削除したコースを復帰させるとともに、より明確な投稿ルールを示してほしいと訴えた。また、仮にユーザーによるハッシュタグの使用を任天堂が望まないのであれば、それを受け入れるとし、コミュニティとして協力する姿勢を示している。本件について、任天堂は今後どのような反応を示すのか注目される。

スーパーマリオメーカー 2』は、Nintendo Switch向けに発売中だ。

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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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