1999年秋葉原ADV『世紀末之詩』、「作中の架空ゲーム20作品」を本当に作るプロジェクト始動。瀬戸口廉也・元長柾木・朱門優など夢の布陣に、ファン狂喜乱舞
Nekodayは4月1日、開発中の新作『世紀末之詩』に関して、スピンオフプロジェクト「20世紀 × 20の物語 × 20人」を発表した。

Nekodayは4月1日、開発中の新作『世紀末之詩』に関して、スピンオフプロジェクト「20世紀 × 20の物語 × 20人」を発表した。
『世紀末之詩』は、中国・四川省発のインディーデベロッパーブランドであるNekodayが手がける終末青春群像ADVだ。中国と日本のクリエイター陣による共同制作ゲームプロジェクトで、2020年にリリースされた『ChristmasTina -泡沫冬景-』の続編にあたるタイトルだ。

舞台は前作から11年後となる1999年の東京。中国で百年に一度といわれる大洪水により家族を失い、天涯孤独となった「林春萱(リン・チュンシュエン)」は、先天性心疾患の手術が度重なる失敗に終わり、余命が一年足らずに迫っていた。一方、日本でバブル崩壊後の就職氷河期の只中、同じ難病を抱えていた「櫻井絵美」は、10年前の手術によって奇跡的に完治。同じ難病を背負いながら行く末・言葉・性格が異なる二人が、東京で不思議な巡り合わせのもとに出会うというあらすじだ。

シナリオはねこねこソフトの代表であり、『narcissu』『みずいろ』などを手がけた片岡とも氏が、キャラクターデザインのWerkbau氏、音楽のbermei.inazawa氏と共に『ChristmasTina -泡沫冬景-』に引き続き担当。さらにイメージデザインとして『Forest』や『徒花異譚』などで知られる大石竜子氏も参画予定だ。
今回Nekodayは4月1日、本編の舞台1999年秋葉原に登場する20本の架空ゲームを、実際にプレイ可能な独立した作品群としてリリースするという『世紀末之詩』のスピンオフプロジェクトを公式Xアカウントで発表。発表はエイプリルフール当日に行われたものの、翌日4月2日には本格的に始動中だとアナウンスされた。
参加シナリオライター(敬称略)は、早狩武志、卑影ムラサキ、桐月、木緒なち、紺野アスタ、三浦洋晃、元長柾木、中澤工、七烏未奏、新島夕、西田一、禾刀郷、大槻涼樹、瀬尾順、瀬戸口廉也、朱門優、籐太、海原望、漆原雪人と錚々たる布陣。未公開のシークレットゲストも予定されており、世紀末を題材とした短編サイドストーリーとなっているようだ。

また本スピンオフは、『書淫、或いは失われた夢の物語。』で知られる深沢豊氏がディレクター・シナリオをつとめ、2010年に日本一ソフトウェアからリリースされた『セカンドノベル 〜彼女の夏、15分の記憶〜』にインスパイアされたものだという。ゲーム本編内で読める作中作をまとめた予約特典の短編集「ファーストノベル文庫」にも影響を受けたようで、『セカンドノベル』に携わった関係者各位、さらに「恋愛ゲームシナリオライタ論集 30人×30説+」を企画した故・then-d氏へ、感謝と恩返しの気持ちを込めていると明かされた。
今回のスピンオフ企画には早狩武志氏、元長柾木氏、朱門優氏など、長らく新作発表のなかったシナリオライターも参加予定のため、発表直後から美少女ゲームファン層を中心に大きな反響を呼んでいる。このほか、参加ライターの一部はポストを引用する形で告知しており、さっそく各所で盛り上がりを見せているようだ。なおスピンオフは『世紀末之詩』本編リリース後に順次配信予定とのこと。
『世紀末之詩』は2026年にPC(Steam)向けに配信予定。なお2026年3月17日よりプレイテストが実施中(簡体字中国語のみで日本語選択不可)であり、本編体験版も鋭意制作中だ。
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