「iモード」ついにサービス終了でしみじみ、老舗ゲーム開発会社などから感謝続々寄せられる。iモードなくしてカイロソフトなし

同サービスの思い出を募る投稿に向けては、老舗デベロッパーたちからも感謝の言葉が寄せられている。

NTTドコモは3月31日、携帯電話向けサービス「iモード」をサービス終了する。同サービスの思い出を募る投稿に向けては、老舗デベロッパーたちからも感謝の言葉が寄せられている。

iモードとは、1999年2月に開始されたフィーチャーフォン向けネットサービスだ。同サービスを通じて、携帯電話からインターネットや電子メールの利用が可能となり、2010年7月には約4900万契約を突破するなど大きく普及した。

一方で、契約数が減少するなかで第5世代移動通信方式(5G)に経営資源を集中させるため、第3世代移動通信方式(3G)の「FOMA」とともにサービスを終了すると発表。2019年9月に新規受付が停止され、2021年11月には「iモード公式サイト」のサービスが提供終了に。そして本日2026年3月31日、iモードの全サービスが終了となる(NTTドコモ)。

そんなiモードの終了に際して、NTTドコモの公式Xアカウントでは、iモードにまつわる思い出のエピソードを募っている。「#ありがとうiモード」のハッシュタグとともに多数の返信が寄せられる中では、ゲームデベロッパーによる投稿も多数確認できる。

たとえば、ドット絵のシミュレーションの開発会社として知られるカイロソフトのそのうちの一つ。同社はiモード公式サイト「カイロパーク」にて、『ゲーム発展国++』や『大江戸タウンズ』などのシミュレーションゲームをガラケー向けに提供していた。カイロソフトは、iモードなくして生まれなかったとして感謝を述べている。

『ゲーム発展国++』

また、デベロッパーのジー・モードもこの投稿に反応。同社は『空気読み。』シリーズなどを代表作とする開発会社だ。多数のシリーズ作品が幅広いプラットフォームで展開されてきた『空気読み。』だが、実は初代『空気読み。』は当初「iアプリ」としてリリースされた作品。なお同社は「G-MODEアーカイブス」ブランドにて、かつてのフィーチャーフォン向けゲームをPCやNintendo Switch向けに復刻する取り組みを続けている。

『みんなで空気読み。ワールド タイVer.』

さらに、個人開発者からも想いは寄せられている。クリエイターのasaha氏によれば、学生の頃に「デコメール」や「iアプリ」などのiモードコンテンツを作っており、それが今に繋がっているとのこと。

平成を彩り、一時代を築いたフィーチャーフォン向けサービス。惜しくも本日でお別れとなるが、現代を生きるゲーム開発者たちに影響を与え、業界の発展にも大きく貢献したようだ。iモードを通じて、自身の“キャリア”を変えた人々も大勢いるのだろう。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

記事本文: 740