トランプ米政権、次は『どうぶつの森』の生成AIコンテンツで批判浴びる。任天堂著作物を繰り返し無断使用、『Wii Sports』に続いて

アメリカ合衆国ホワイトハウスの公式Xアカウントは3月28日、『どうぶつの森』のキャラクターやタイトルロゴを使用した動画および画像を投稿した。

アメリカ合衆国ホワイトハウスの公式Xアカウントは3月28日、『どうぶつの森』のキャラクターやタイトルロゴを使用した動画および画像を投稿。任天堂の著作物が政府の広報活動に無断で使用されているとして批判の声が上がっている。

今回ホワイトハウスが投稿したのは、『どうぶつの森』のアートスタイルでデフォルメされた米国トランプ大統領や動物のキャラクターたちが映った動画。「MAKE AMERICAN FARMING GREAT AGAIN」とのスローガンとともに投稿されたこちらの動画は、今週の「National Agriculture Week(全米農業週間)」を祝ったもののようだ。

そして、「National Agriculture Week」の文字は、『どうぶつの森』の海外向けタイトル『Animal Crossing』のロゴに重ねて編集されている。よく見ると、元の「Animal Crossing」の文字のシルエットがロゴに残っていることからも、公式素材が利用されていることは明らかだろう。キャラクターが突然出現したりといった不自然な点からは、生成AIを用いて作成された動画の可能性も疑われている。

またあわせて画像も投稿され、こちらは『あつまれ どうぶつの森』のキーアートを改変したものとなっている。しずえさんをはじめとするキャラクターもそのまま登場しており、『どうぶつの森』“風”だった先の動画とは違い、言い逃れできない悪質な利用といえる。投稿は大きな注目を集め、国内外で批判を浴びている。

なお米国政府によるゲーム関連著作物の無断使用を巡っては、3月5日に『ぽこ あ ポケモン』のタイトルロゴおよび画像が(関連記事)、3月13日には任天堂の『Wii Sports』の映像が利用されてきた。こうした行為に対して、たとえばPokémon Company InternationalはThe New York Timesに向けて、当該コンテンツの作成・配布に関与しておらず、利用許可も一切与えていないことなどを説明していた。ゲームの知的財産が繰り返し無断使用されていることについて、任天堂がどのような反応を見せるか注目されている。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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