穴埋め推理ミステリー『極秘殺人事件』なんと日本語翻訳作り直しへ。“推理もままならない”との声を受け
Surefire.Gamesは3月25日、BRANEおよびLorenzo Boniが手がける『極秘殺人事件 - 本格推理ミステリーゲーム』の日本語版をリメイクすると発表した。

パブリッシャーのSurefire.Gamesは3月25日、BRANEおよびLorenzo Boniが手がける『極秘殺人事件 – 本格推理ミステリーゲーム』の日本語版をリメイクすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『極秘殺人事件 – 本格推理ミステリーゲーム』は、手がかりから事件の様子を再構築して真相に迫る推理アドベンチャーゲームである。舞台は1970年代のハリウッド。プレイヤーは探偵として、ある事故の調査を請け負うことになる。最初はごく普通の事故のように思われたが、調査を進めると不審な点が浮かび上がってくる。それはやがて、陰謀渦巻く連続殺人事件へとつながるのだ。

ゲームは捜査でキーワードを収集し、推理メモの空欄にキーワードを当てはめて事件当時の状況を再現することで進んでいく。空欄は固有名詞なら赤、動詞なら青といった具合に色分けされており、どこにどのキーワードを入れるかの推理に集中しやすい作りになっている。推理を進めるうちに事件と事件の関連性や、思いもよらぬ人物同士のつながりなども明らかになり、真相に迫るおもしろさを味わうことができるとされている。
本作は1月13日にリリースされ、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューは約500件中77%が好評とする「やや好評」ステータス。事件の捜査を進めるうちに真相が明らかになっていくストーリー部分が一定の評価を獲得してきた。なお謎解きについては、「圧倒的に好評」ステータスを獲得している推理アドベンチャー『The Case of the Golden Idol』やシリーズ作品の『The Rise of the Golden Idol』と比較して、本作がより初心者向けだと評する声も多い。
一方で、寄せられている不評レビューでは、複数の言語における翻訳品質の問題が指摘されていた。特に日本語のレビューについてはほとんどのプレイヤーが翻訳に難があると評価しており、中には異なるスペルの2つの単語が日本語版ではまったく同じ文字列になっており、片方だけが正解になっている例も挙げられている。


こうしたレビューを受け、Surefire.Gamesはリリースから4日後の1月17日に日本語を含む6つの言語に向けて翻訳のアップデートを実施。ただ、依然として一部に意味の通らない箇所も残されているなど、ゲーム本来の体験とは程遠い状態にあった。
そして今回、あらためて日本語版リメイクが発表された。発表の中では、開発チームは日本語が母国語ではないとして、作業がスムーズに進まなかったことを吐露。本作ではゲームシステムと言語が密接に関係するだけでなく、ミステリーの雰囲気を演出する表現力も重要となるとみられ、翻訳作業は難航していたのだろう。ユーザーを長く待たせないことを願っているとしている。今後、日本語版のリメイクにより評価が改善するか注目したい。
『極秘殺人事件 – 本格推理ミステリーゲーム』はPC(Steam)向けに配信中。現在セールが実施されており、日本時間3月27日午前2時までの期間限定で定価の20%オフとなる税込1360円で購入可能だ。
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